さて、続けます
僕らの学年から始まった新臨床研修制度、良きにしろ悪きにせよ個人差が大きくなる制度だったように思います。
その変更案が提示されたようです
基本研修、1年で修了=医師不足解消へ臨床制度見直し-厚労、文科省
2月18日19時27分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000142-jij-pol
医師不足を招いた一因とされる臨床研修制度の見直しを議論してきた厚生労働、文部科学両省の有識者検討会(座長・高久史麿自治医大学長)は18日、最終報告書をまとめた。必修を7科目から5科目に減らした上で、基本的な診療能力を身に付ける研修は原則1年で終え、2年目は専門診療能力を養成する内容に変更する。
専門分野を従来より早くから学ぶことで、早期に産科や小児科など人手不足の専門医を育成するのが狙い。報告書を受け、両省は省令改正など必要な手続きを行い、2010年度に研修を始める新人医師から新しいプログラムを適用する。
新制度では、研修1年目に必修の内科と救急を最短9カ月で実施。これまで必修だった外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科の中から2科目を選択必修として選ぶ。
2年目は、地域医療1科目のみを必修として、最短1カ月で行い、これ以外の研修については、各病院の判断でプログラムを弾力化する。
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<医療制度改革案>初期研修1年に短縮 医師会がまとめる
2月18日21時47分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000107-mai-soci
日本医師会は18日、総合的な医療制度改革案「グランドデザイン2009」をまとめた。緊急的な医師確保対策として、現行2年の医師の初期研修期間を1年に短縮したうえで、その間は卒業大学のある都道府県の「地域医療研修ネットワーク」に所属し、地域医療の全体像を経験させることなどを提言している。07年に公表した提言を補完したものだが、消費税増税の必要性をより強く示唆したことも特徴だ。
75歳以上の後期高齢者医療制度については、名称を「高齢者のための医療制度」に変え、税負担割合(現行5割、5.1兆円)を9割にアップ。残り1割には患者の窓口負担と保険料を充てるとしている。現役世代の医療費を全額保険料で賄うことで浮く税財源4.8兆円を充当するが、それでも不足する約8000億円分は「消費税などの新たな財源の検討」で補うという。【吉田啓志】
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変更点で内科と救急を主軸にもっていったのは僕は良いと思います。もちろん、様々な考え方はあると思いますが・・・
http://blog.with2.net/link.php?602868
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僕は産婦人科、小児科、精神科が外れたことは評価してよいと思います
麻酔科は外科志望者は研修するべきでしょうし、外科も外科志望者は研修するでしょう。実は内科志望者も麻酔科は研修した方が良いように思います。外科に関しても外科にどのような状況になったら相談するべきか、手術適応がどういったものがあるのかを知っておくことは重要だと思います
そうすると選択とはいえ、皆、外科・麻酔科になったりして。
昨日も2時ころだったから、少し眠くなってきました。
いろいろ書きたいこともあるのですが、今日はこのあたりで失礼します。
では、また