こんばんは
今日もいろいろありました。移植中の患者さんのFK506の血中濃度がいきなり馬鹿上がり・・・。
「何故?」と思い、まずは再検してもらったのと、新たな検体を取り直して再び提出。予想通り結果はちょうど良い値だったのですが、ちょっとびっくりです。
他にも・・・透析を回し、髄注をして、BMA(4件)、CV挿入、その間に患者さんの管理、患者さん家族へお話(退院した患者さん、退院予定の患者さんなど)・・・いろいろなところで裏コンサルト・・・
そんな中・・・最後に残っていた切り札(2年目研修医K)も今日で終了・・・。
頼りになったのだが…仕方がない。地域医療で頑張ってくれ・・・
そんな風に・・・いろいろやっていたら記事を書くのはこの時間になっていました
とりあえず明日もあるので、さらっと一つ
<医師バンク>首都圏で“代打”募集 秋田県が発足へ
2月24日15時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000053-mai-soci
医師不足の中で激務をこなす地元勤務医の負担を軽減しようと秋田県は、首都圏の医師に登録してもらったうえで、1日単位で支援に入ってもらう「ドクターショートサポートバンク」を3月にも発足させる。県内の開業医も登録対象となるが、最初から県外での医師確保に重点を置くのは全国的にも珍しいという。【百武信幸】
県によると、県東京事務所に担当2人を配置して人材確保にあたる。労働局の許可を得たうえで無料職業紹介所としてバンクを開設。医療機関から医師派遣の要請があったとき、登録者の中から診療科目や日程が合う医師がいれば仲介する。
06年末の厚生労働省調べでは、県の人口10万人当たりの医療施設従事医師数は188.9人で全国34番目。過疎化や高齢化も急速に進んでおり、慢性的な医師不足対策として常勤医や数カ月勤務の非常勤医師確保に力を入れてきたが困難な状況。地元の開業医による支援にも限界があり、過酷な勤務状況に耐えられずに勤務医が辞めて現場の負担がさらに増えるという負の連鎖を生んでいる。
バンクは、勤務医が休養したり学会のため出張できる環境を作ることで、医療現場の崩壊を食い止めることを目指す。秋田組合総合病院(秋田市)の坂本哲也・名誉院長は「猫の手も借りたいほど厳しい。実現すれば大変ありがたい」と話す。
県内の医師を登録対象として同様の制度を07年4月に始めた新潟県医師会の場合、県外の医師も含めて21人が登録。07年度に3件、08年度は18件の利用があった。
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県内の助け合いと…首都圏に初めから重きを置くのと・・・どちらかというと県内の方がまだ良いような気がします
ひとつは人間関係。知っている間柄のことも多いでしょうし、病院としての付き合いもあるでしょうから県内は助けあいが起きやすいような気がします
首都圏に初めから重きを置くと、首都圏も医師不足(埼玉しかり、神奈川、千葉・・・・)ですからよほどの条件でないと人が集まらないのではないかという気がします
http://blog.with2.net/link.php?602868
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首都圏崩壊につながりかねませんし・・ね。
根本的に医師は余っていないという認識で物事を考えないと、地方だから余っていないと思うのであれば対策失敗のような気がします。
もっとも・・・・首都圏で募集をかけたら「条件」が良ければ、やってくれる医師はいるだろう・・・とも思いますが・・・。
それでは、明日もありますのでこのあたりで・・・
では、また。