こんばんは
今日は調子よく仕事をしております。まぁ、いつも通りというところでしょうか。
基礎実験でうまくいっていないところも、なんとなくわかってきた(というよりは機械の使い方間違っていた!)し、もう一つの方も業者さんのコンタクトが取れたので進展しそうだし。
あとは臨床研究論文がたまっているものを書きあげることができれば・・・(つぎの解析データに進める)
今日はネットを見ていたら、東欧日報に次のような記事が出ていました
さて、病院の薬剤師さんも業務が増えてきて大変そうですが、薬局の薬剤師さんたちも「基本院外処方」という流れもあり、仕事が増えているのかもしれませんね。
県内で薬剤師不足が慢性化 |
県内で薬剤師不足が慢性化している。薬剤師数は年々増加しているが、一方で調剤薬局が病院から受け取る処方箋の枚数も同時に増えているためだ。全国平均に比べても少ない状況にあり、過剰状態となっている都市部と地方の二極化が進む。医師や看護師と同様に、薬剤師一人一人の負担は大きく、高齢化の進行で今後さらに高まる在宅医療ニーズに対応しきれない可能性もある。
厚生労働省は、複数の病院に通う患者の服薬が重複しないようにチェックするなど、薬歴管理を適正に行うため、医師が外来患者の薬を病院外でも調剤できるよう処方する「医薬分業」を進めてきた。
県内にも病院周辺に調剤薬局が増え、患者が院外の薬局で調剤した割合を示す「処方箋受取率」は2011年度で70.6%と、全国で10番目に高い。10年前に比べ20ポイント近く増えており、処方箋枚数にすると年間964万3千枚、薬局1カ所当たりだと約1万7千枚にもなる。
一方、県内の薬剤師数は10年の厚労省調査では1660人(薬局・医療施設従事者)で、人口10万人当たりでは全国45位の120.9人。04年に青森大学が薬学部を新設し、地元に就職する学生も増えているが、それでも全国平均の154.3人を下回る。東京の189.9人との差は大きく、東北6県の中でも最も少ない。
県薬剤師会によると、県内の薬局1カ所当たりの薬剤師数は平均2~3人だが、1人で切り盛りしている薬局も多い。処方箋枚数が全国トップクラスにあるにもかかわらず、薬剤師数は常に全国最低レベルにあり、人材不足が長年解消されていないのが現状だ。
青森市内で薬局を経営する県薬剤師会の高橋学専務理事は「薬剤師の負担は増えているのに、求人を出しても人材を確保できない。在宅医療に力を入れたいが、今は薬局での調剤業務で戦力をやりくりしている状況」と説明する。
厚労省の調査では、在宅療養や、病院に通えない患者に対して薬剤師が専門的アドバイスをする「訪問薬剤管理指導」を行うため、国に届け出をしている県内の薬局数は、全体の572カ所のうち8割に当たる477カ所(11年度)。しかし、実際に訪問指導をしているのはこの1割程度とみられている。県薬剤師会は、人材不足が在宅医療に積極的に関われない要因の一つとみる。
高まる在宅医療への需要に対応するため、県は今月13日に公表した地域医療再生計画の骨子案に、在宅医療提供体制の整備を盛り込んだ。国の交付金を活用し、今後、県内6カ所に拠点となる在宅医療支援センター薬局を整備し、訪問指導のノウハウがない薬剤師向けの研修会などを検討している。
県医療薬務課の楠美祥行課長は「充実したサービスを提供するには、余裕のある薬剤師数が必要。青森大の卒業生に本県に残ってもらうようにお願いしながら、今後のニーズに備えて在宅支援体制を整えていきたい」と話している。
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医師や看護師さんの話はよく聞くのですが、薬剤師さんの不足に関してはあまり気が付いておりませんでした(義兄は薬剤師なのに)。
実際に薬剤師さんたちの仕事量も、僕が研修医のころ(10年前)と比較して増えているような印象があります。患者さんに病棟で説明するためにも、診療科のカンファレンスに参加されている薬剤師さんもいますし。
医師・看護師・薬剤師・・・さらにはソーシャルワーカーさんなど、医療に携わる人があとどれくらい必要なのか、建前ではなく・・・実際に現場の意見を集約してほしいような気がします。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。