こんばんは
今日は軽くトレーニングをして、本を読んで過ごしました。
実は明日、谷川真理さんが主催しているチャリティ駅伝に参加する予定です
http://www.tanimari-ekiden.com/
だいぶ昔にどういうわけか職場の血液関係の部署(など)で作られた駅伝チームに参加することになりました。まぁ、チャリティ駅伝ということもあり、そんなに頑張る予定ではありませんが・・・前に人が走っていたら抜きたくなる習性なので…頑張るんだろうなぁ
さて、今日は北海道新聞のこちらの記事を紹介いたします
遺伝性乳がん、予防切除へ手順整備 道がんセンターが体制づくり
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/468600.html
(05/25 07:00、05/25 15:18 更新)
米国の人気女優アンジェリーナ・ジョリーさん(37)が、予防のため乳房の切除・再建手術を受けて話題になった遺伝性乳がんについて、札幌市の北海道がんセンターは、手術を希望する人に備えた体制づくりに着手した。道内の3大学病院も遺伝子検査実施の検討を始めた。
乳がんと卵巣がんの5~10%は、特定の遺伝子の変異によって発症するとされる。このため、予防を目的とした乳房と卵巣・卵管の切除手術を受けるには、遺伝子検査で陽性であることが前提となる。
ただ、誰でも検査を受けられるわけではなく、親族の中に40歳未満の乳がん発症者がいるなどの条件に合致し、さらに専門医らのカウンセリングを受けなければならない。
道内で唯一、遺伝子検査を行っている北海道がんセンターはこれまで、乳がんの未発症者が検査で陽性と判定された場合、年に1回のマンモグラフィーや磁気共鳴画像装置(MRI)検査など、早期発見に向けた検査を勧める診療方針をとってきた。発症予防にはホルモン剤を服用する方法もある。
現在までに未発症者が遺伝子検査で陽性だったケースはないが、今後は陽性でジョリーさんのような切除希望者が出てきた場合、こまめな検診を勧めることに加え、個別に倫理委員会に諮り、切除手術の可否を判断する方針。<北海道新聞5月25日朝刊掲載>
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この「予防手術」に関して、いろいろなところで検討がされているようですが、本当に難しい話ですよね。
確かにBRCAなどの遺伝子異常により「DNAの修復」に異常をきたすと、乳がんの発生リスクは非常に高まります。ある意味知ってしまった以上、選択肢はたぶん
1、頻回に検診を受けて乳癌が発生したら初期に潰す
2、乳癌が発生しないように予防的に摘出する
3、なったときに考える(通常の検診;2年に一回ですませる)
なのだろうと思います。
むかし、脳ドックで「小さな動脈瘤(1mmなど)」を見つけたときにどうするか・・・というようなことを書きましたが、今回はそれよりも発生率(動脈瘤ならくも膜下出血、今回は乳癌)は高いです。
知ってしまったために「不安にさいなまれる」ようであれば、予防的な摘出になるのかもしれません。
病気でない人にメスを振るう。そしてその結果として大きな事故が起きないわけではないので(確率は低いと思います。ただ、何事も0ではないので)、その方の健康状態などもしっかり把握しないといけませんね。
多分、「予防的な乳腺摘出」は普通の手術以上に気を使うことになると思います。
東京だけではなく、北海道までこの話が広がっていっているのでふと思ったことを書いてみました。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。