長らく当市が主催する音楽ホールの会員でいたけれど、毎月ウイークデイの午後開催されるアフタヌーンコンサートに参加したのは、先月が初めてで今日が2回目だった。地下のミニホールで200席もあろうか。演台も低く演奏者と向き合う形で聞くことができ、ブレイクタイムにはコーヒーとクッキーまでついて1500円だ。
先月は東欧の女性が、日本のハープに似て倍も弦の多い民族楽器を奏でながら、ソプラノよりも一段高いソプラノで歌い聴衆を魅了した。今日はチェロの演奏会だった。オーケストラとは違って唯一ピアノだけを伴奏に聞くチェロは哀切な響きを帯びて胸に染入って来た。又、演奏の合間には演奏者自身が、曲の生まれた背景や時代などの解説をして理解を深めてくれる。
中々会えない友人や落ち込んでいそうな友人を誘って、昼食をしながらおしゃべりした後コンサートを楽しむ。少々家人や本人の体調が悪くても、昼間なら出れる。帰ろうと思えば明るい内に帰り着く。いい音楽は薬以上だ。今日の男性演奏者は良かったナ。若くてハツラツとしてこよなく音楽を愛している風がみてとれつくづくとミトレテシマッタ・・ヨッ。(一ツ橋大学祭と国立祭)