玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*辺野古5泊6日①

2017年11月23日 | 沖縄のこと

 一番電車で羽田空港に着き、受付で最初は満席ですと言われたが、しばらく待って首尾よく直近の便に搭乗することができた。いつものJALのシルバー割引でこの日は1万6千円である。沖縄の11月中旬は高校生の修学旅行が多いようだ。後部座席の高校生たちが先に搭乗して一般客はその後である。

 那覇空港からモノレールで牧志まで行く。牧志駅の近くに壺屋小学校がある。また壺屋は、かつて琉球王府が各地に散らばっていた陶工を集めた焼き物の町である。現在も「やちむん通り」があり観光名所の一つだ。私は小学2年時の一年間を壺屋で過ごし、壺屋小学校に通ったという。

 

 私の記憶力は自分でも呆れるほど貧弱だ。おぼろげな記憶では、当時の小学校は床のないかまぼこ型の校舎で、住んでいた家は板壁造りで近くに急な坂道があった。そのあと幾たびか沖縄を訪れているが、今回初めて壺屋の辺りを65年前の面影を求めて散策した。住んでいた場所は分かりようがなく、ただ多くの坂道は存在していた。(国際通りと県庁)

 

 さすがに沖縄はあたたかい。コンビニに飛び込んで長そでを半そでに着替えた。壺屋小学校の正門で思いがけないものを発見した。創立70周年記念事業として昨年建てられた「戦後那覇市学校教育発祥の地」という石碑である。牧志駅から国際通りを県庁に向かって歩く。制服や私服の修学旅行の高校生たちの姿がある。県庁近くの旭橋バスターミナルから高速バスで名護へ向かった。

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