笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

ポイントの強化

2010-05-29 22:55:59 | Weblog
 きのうの練習はあまり長い時間つくことはできなかったが、少し違ったアプローチをしてみた。それは、一人アンダーをしているのを見て感じたことがあったからだ。子ども達は思い思いに一人アンダーをしていたが、腕だけで上げている子、膝を使っていない子、何回も続けている子、一つ一つ落としては上げている子など様々だった。
 そこで、集合させて、みんなの前で一人一人アンダーをさせ、いいところ、もっとこうした方がいいと思うところなどを子ども達から挙げてもらった。すると、声が出ている、膝を使っている、足が前後になっている、ひじが曲がっている、ひじが伸びているなどのポイントを押さえたコメントが一人一人から出ていた。それは日頃私が言っていることでもある。そして、その都度拍手をして、次から次へと一人一人行った。時間はかかったが、 私がみんなに一斉に言ったり、個別に言うことは簡単である。しかし、子ども達から、言ってもらうことで受け止め方もずいぶん違うのではないかと思う。それは、他人のことを見るということは、自分の視点、ポイントを押さえていないとわからない。また、人が何度も指摘するポイントをみんなで聞くことで、そのポイントが強化されることにつながる思う。

 前回の練習で、2人組でやるメニューで固定的なメンバーになっていることに気づき、毎回練習前にペアを決めることと決めるときには毎回同じメンバーにならないことを伝えた。というのもいつも同じペアで楽しくできている場合とそうでない場合がみられたからである。いろいろな人とかかわり合うことでいろいろな人とのつながりをもってほしいと思うからである。子ども達はさっそく、いつもと違うペアで新鮮な気持ちでやっていたのではないかと思う。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする