キンでなくてもよいと思う人が建てる、つつましさの象徴のようなものです。
銀の塔、どんな形の塔になるのかと思ったら、その名がついていたのは、建てる塔ではなくシチュー屋さんでした。
それ相当の、しっかりしたお値段のようです。
お値段といえば、景気昂揚を目指しているとき、総理大臣からの贈りものの値段を下げようという話があります。
百歳になると、銀杯が贈られるそうですが、数が増えて、銀ムクではおカネがかかり過ぎるので、メッキの安ものにすることになったと伝えられています。
黒くなって磨いているうちにメッキがはがれてしまうなら、いっそ木のほうがよさそうですが、それではかえって高くつくかもしれません。
しかし、スポーツ選手の年俸に比べたら、ちんまい話ではありませんか。
そんなの俺たちで、もって上げるよと言い出す大選手がいないものでしょうか。
ちょっと相談すれば、ひとりでなくてもよいのです。