なさそうなもの探しの最終回は、こういうことをしたいので、それに合った道具を貸してほしいというと、大物から小物まで、どんなものでも貸してくれる巨大システムです。
二度三度とは使わない道具の場合、買ったり作ったりしていては大変です。
地球上のどこかには、同じ顔をした人がいるそうですが、同じことをしたいと思っている人も必ずいるでしょう。
もし同時期の場合にはしばらくお待ち願うことになります。
ほしい道具は、地球の裏側からでも飛んできます。
載せてくるのは、ジェット機のように、ご機嫌次第で墜落するような危なげなものではありません。
ミサイル操縦技術が3~4次元に応用され、地球の自転力がエネルギー源に使われています。
地球の内部から噴き出してくるものを独占したり、生きるために働く人をかき集めたり、そんなケチくさい考えは、すでに相続価値のないレガシーものになり果てています。
平和も人権も、もう自然現象になっていて、わざわざ口にするような人もいなくなっています。