「受動喫煙法が成立、防止を義務化 20年4月全面施行へ」
こんな見出しの記事があります。
日本語の普通の読み方では、受動喫煙についての何かを定めた法律と読めます。
喫煙の後の言葉が省略されているので、その何かが、進めるのか退けるのかはわかりません。
では、法律名を省略なしに書けばわかるでしょうか。
法律名は、「健康増進法の一部を改正する法律」で、これだけでは喫煙のことであるのもわかりません。
たばこの煙がふわっと消えていくように、法律名では煙のけの字も残っていない、かというと、健康のけに化けています。(影の声:話の順序が逆)
この法律改正の趣旨は、望まない受動喫煙の防止を図るためとされています。
受動喫煙を望む人もいるのでしょうか、佳い葉巻は、たばこを吸わない人にも心地よい香りがしますから。
受動喫煙をさせなければ合法だろうと、無煙タバコも売られています。
この名前で、タバコを煙草と書いたのでは、文字づらで矛盾ができるので、カナ書きになっています。
煙は、ないのではなく、外に出ずに肺に吸い取られるので、受動喫煙は防げます。
煙の受動はよくないと言っても、受動でなければ無害なのでしょうか。
なにかけむにまかれているようで、怪しい気がします。