匂うなあ。
え?やっぱ臭いまっか?親父臭。
風邪にカコナール。親父ノネナール。ゆうてね。
いやいや。春の匂いがするなぁ思いましてな。
あ。春ね。春が過ぎれば梅雨やね。
雨にも負けず。ですな。
雨にも負けず。風にも負けず。
親父臭いと言われてもめげず。
財布だけ目当てにされてもくじけず。
邪魔者扱い取るに足りずの存在でもいじけず。
東に荷物があれば運ばされ。
外に灰皿あれば追い出され。
尊敬も無く。ありがたみも感じられず。ねぎらいのひとつもない。
臭い。汚い。かっこ悪い。のサンケイでサンキュー。
デクノボーとは デキソコナイのボーずのことかと問い。
いわれがあるかないのかも分からないまま。
ただ。周りのことは気にせず励む。
春の芽吹きを信じて励む。
そんな親父に。私はなりたい。
三寒四温と申しますが。
まったくその通りに春は近づいておりますなぁ。
花の色は~ うつりにけりなぁ~
いたづらにぃ~
我が身ぃ~ 世にふる~ ながめせしまにぃ~
若い頃、口づさみましたが・・いまは切な過ぎて
口にもだせまん。。。
親父・・とか、おばさん・・とかと表現され
ましても何も反論できなくて、宮沢賢治の詩に
憧れましたのは、もういつ頃まででしたか
思い出すことさえ忘れてしまいました。
綾小路何とかさんの漫談に、思わず「なるほど!」
と、うなずきながら自嘲的にお腹抱えて笑う・・
なんて、想像もつかなかったことです。
これから先の未来は、どんな日々を送るのでしょう。
褒められもせず 苦にもされず そういうものに
わたしは なりたい
明日もですように・・・
せめて私以外の後輩に、禍根を残してはならない。ただの酔っ払いではいけない。と思い精進する時に、賢治さんの唄は心に落ちるのでありあす。
ありがとうございます。