(Reni, Guido /Der kleine Bacchus)
もののはずみでうまれつき、もののはずみでいきてきた、もののはずみで吞みはじめ、なんのはずみか吞みすぎる。
そういえば談志師匠によると、
“酒が人間をダメにするんじゃない。もともと人間はダメだってことを酒が教えてくれるのだ”
ということです。
もののはずみでうまれつき、もののはずみでいきてきた、もののはずみで吞みはじめ、なんのはずみか吞みすぎる。
そういえば談志師匠によると、
“酒が人間をダメにするんじゃない。もともと人間はダメだってことを酒が教えてくれるのだ”
ということです。
(photo/source)
“・・確かに「表情が変わらない」と言われることはよくあります。ただ、それを意識的にやっているわけではありません。
むしろ勝った時にガッツポーズする、あるいは負けた悔しさを表に出す人たちを見て、なぜそうするのかが全く理解できない。それが正直な気持ちです。
例えば勝っても負けても涙を流すシーンはよく見かけます。それ自体に善し悪しはありませんが、いつも「あの人は何に対して泣いているのだろう」と疑問に思い続けていました。
涙を流すほど感情を爆発させた人の後の状況を追跡してみると、特に勝利の涙を流した人は、さらなる努力をして真面目に取り組むのではなく、ふんぞり返ってしまう人が多い。
涙の理由を想像すると、「これで人から認められる」「しばらくは楽できるな」という感情ではないでしょうか。
負けて涙を流すのもそう変わらないと思います。たいした努力もしていない人ほど悔しがる。そして涙まで流してその様子をわざわざ公開する。実際には宝くじを買ったけど当たらなかった悔しさとそう変わらないだろうとすら思います。
それは本当の悔しさではなく、残念という感情が強いでしょう。
・・僕は勝率を上げることはできても、必ず勝つ状況などありえないと確信しています。努力と結果が必ずしも比例するとは限らない。
だからこそ、勝っても負けても「こうなるものだ」と受け入れることができます。
「うれしい」「くやしい」という感情が芽生えること自体はわかりますが、それを表に出す必要があるのか。それを出す人は、直前まで結果を受け入れる覚悟がなかったのだと思います。”
-切抜/梅原大悟(プロ・ゲーマー)「感情を制する者はゲームを制す」D.H.B.R 2016.1より-
“・・確かに「表情が変わらない」と言われることはよくあります。ただ、それを意識的にやっているわけではありません。
むしろ勝った時にガッツポーズする、あるいは負けた悔しさを表に出す人たちを見て、なぜそうするのかが全く理解できない。それが正直な気持ちです。
例えば勝っても負けても涙を流すシーンはよく見かけます。それ自体に善し悪しはありませんが、いつも「あの人は何に対して泣いているのだろう」と疑問に思い続けていました。
涙を流すほど感情を爆発させた人の後の状況を追跡してみると、特に勝利の涙を流した人は、さらなる努力をして真面目に取り組むのではなく、ふんぞり返ってしまう人が多い。
涙の理由を想像すると、「これで人から認められる」「しばらくは楽できるな」という感情ではないでしょうか。
負けて涙を流すのもそう変わらないと思います。たいした努力もしていない人ほど悔しがる。そして涙まで流してその様子をわざわざ公開する。実際には宝くじを買ったけど当たらなかった悔しさとそう変わらないだろうとすら思います。
それは本当の悔しさではなく、残念という感情が強いでしょう。
・・僕は勝率を上げることはできても、必ず勝つ状況などありえないと確信しています。努力と結果が必ずしも比例するとは限らない。
だからこそ、勝っても負けても「こうなるものだ」と受け入れることができます。
「うれしい」「くやしい」という感情が芽生えること自体はわかりますが、それを表に出す必要があるのか。それを出す人は、直前まで結果を受け入れる覚悟がなかったのだと思います。”
-切抜/梅原大悟(プロ・ゲーマー)「感情を制する者はゲームを制す」D.H.B.R 2016.1より-
(picture/source)
虎やライオンとガチで勝負をすればたぶん狼では歯が立たないだろう。
ただ私はかってサーカスで芸をする狼は見たことがない。
根性という観点でいえば、ヒトに手綱を懸けられることを徹底的に拒否するシマウマもなかなかの持ち主だ。
虎やライオンとガチで勝負をすればたぶん狼では歯が立たないだろう。
ただ私はかってサーカスで芸をする狼は見たことがない。
根性という観点でいえば、ヒトに手綱を懸けられることを徹底的に拒否するシマウマもなかなかの持ち主だ。
(quote/Dalai lama)
私が喋っている間、私にとっては既知のことを繰り返すだけに過ぎませんが、
私が聞いている間、私にとっては未知のことを学ぶ機会となっているはずです。
またコーチングで有名なマーシャル・ゴールドスミス氏によれば「できる人」への実践には次のような注意が必要だと言います。
「相手の話を聞く」
「途中で話をさえぎらない」
「相手の話を途中で引き取って自分が話してしまうことをしない」
「そのことは知っていると言わない」
「相手に質問してもいけない。ほめられても、ただありがとうとだけ言う」
「いいえ、しかし、でもという言葉は使わない」
「注意を逸らさない。相手が話している間、目を逸らしたり、注意をほかに向けたりしない」
これらのことに注意するだけでもしそうならそこにある矛盾にも気付くはずです。
私が喋っている間、私にとっては既知のことを繰り返すだけに過ぎませんが、
私が聞いている間、私にとっては未知のことを学ぶ機会となっているはずです。
またコーチングで有名なマーシャル・ゴールドスミス氏によれば「できる人」への実践には次のような注意が必要だと言います。
「相手の話を聞く」
「途中で話をさえぎらない」
「相手の話を途中で引き取って自分が話してしまうことをしない」
「そのことは知っていると言わない」
「相手に質問してもいけない。ほめられても、ただありがとうとだけ言う」
「いいえ、しかし、でもという言葉は使わない」
「注意を逸らさない。相手が話している間、目を逸らしたり、注意をほかに向けたりしない」
これらのことに注意するだけでもしそうならそこにある矛盾にも気付くはずです。
"Brahms - Waltz in A-flat major Op. 39 no. 15"
(GIF/original unknown)
してほしいことをしてくれる人にはもちろん感謝しますが、
しないことをする、つまり、してほしくないことをしないでいてくれる人への感謝は難しいものです。
どちらも贈りものですが、贈り主としては、陰徳を積むような視点を抱くことがとても大事だと思います。
また贈られた方としては、後者の存在も想像し有難く受け止め抱きたいと思うのです。
してほしいことをしてくれる人にはもちろん感謝しますが、
しないことをする、つまり、してほしくないことをしないでいてくれる人への感謝は難しいものです。
どちらも贈りものですが、贈り主としては、陰徳を積むような視点を抱くことがとても大事だと思います。
また贈られた方としては、後者の存在も想像し有難く受け止め抱きたいと思うのです。