忙中の閑、閑中の忙。というのもある。
あわただしく忙しい浮世にあっても閑(しずか)に澄ました心を忘れるな、閑(ひま)で間延びした環境にあっても鋭敏に忙しく思いは巡らせておけ。とでもいうのだろうか。
忙閑の閑忙、か、などと考えていたら、どうでもよいが「ぼうかんのかんぼう」という音から「防寒の感冒」という字が浮かんだ。
ここ数日は寒い日が続いてます。あったかくして風邪をひかないよう皆様お気をつけください。
忙中の閑、閑中の忙。というのもある。
あわただしく忙しい浮世にあっても閑(しずか)に澄ました心を忘れるな、閑(ひま)で間延びした環境にあっても鋭敏に忙しく思いは巡らせておけ。とでもいうのだろうか。
忙閑の閑忙、か、などと考えていたら、どうでもよいが「ぼうかんのかんぼう」という音から「防寒の感冒」という字が浮かんだ。
ここ数日は寒い日が続いてます。あったかくして風邪をひかないよう皆様お気をつけください。
天気 天候 気候という熟語がある 、全ては気象の状態、降水や気温など大気の状態を意味します。 違いは期間の長短にあります。天気はある日時、数分から2~3日の気象の状態、天候は数日から2~3カ月の気象の状態、気候は数十年間の気象の状態です。と検索の結果にあった。
その日の「天気」に影響されるべきではないが、時代の「気候」の影響を受けることは避けられない。とはその昔アメリカの判事の言葉。
先の見えない明日、そもそもそんなものは当たり前の世界に私らは生きている。知っても知らずでも。
(カフクハアザナエルナワノゴトシ)
フランツ・カフカは真実の道についての考察でこんな風に述べている。
「真実の道は一本の縄。別に高く張られているわけではなく、地上からほんの少しの高さに張られている一本の縄を超えてゆくのだ。それは人々がその上を歩いていくためよりも、人々がそれに躓くためにつくられているように思われる」。
久しき人に逢うは嬉し
手入れの花咲たるは嬉し
失くした銭を見つけ出すも嬉し
酒注ぎ過ぎたるを頂くは嬉し
駆け込んで間に合う便所もまた嬉し
嬉しさを昔は袖に包けり今宵は身にも余りぬる哉
願わくば春死なむその望月の如月のころ
といろいろあるが、
初孫やすやすと生まれたるは嬉し
子より孫のほうがかわいいとはよくいわれるが、孫がかわいいのはやはり子がかわいいからで、孫が幼いからそれだけかわいさが増すのであろうと思える。
何事もなく成長するようになるようにと、自分の年の寄るのも忘れて、三度の飯を食わせ、寝かして起こして病気をしないよう、事故にあわないよう、恥ずかしくないようと、いろいろと面倒をみてきた子がかわいくないはずもない。
その子が一人前になって、その芋版かもしれん孫に逢うことができる。それは嬉しきもののうちでもなかなか上等の面白いことである。
牛ハノロノロト歩ク
牛ハ野デモ山デモ道デモ川デモ
自分ノ行キタイトコロへハ
マッスグニ行ク
ヒト足、ヒト足、牛ハ自分ノ道ヲ味ハツテ行ク
何処マデモ歩ク 遅レテモ、先ニナツテモ 自分ノ道ヲ自分デ行ク -抜粋/高村光太郎「牛」より
うしのきんたまもすごい。
ぶらりぶらりと落ちそうで落ちず。
すこぶる大丈夫なるは牛の睾丸なり。
牛は慌てず浮つかずしぶとく、歩き 止まり 座り 臥す。