南無煩悩大菩薩

今日是好日也

自問に悶々。

2018-08-31 | 日日是好日。
(絵/横尾忠則「えほん・動物図鑑」より)

(具体的だけれど)安直な概念で薄っぺらい答え(解)に安住せず、(捉えがたいけれど)重みと奥行きのある概念を深堀ってみる。

F・J・レスリスバーガーは、その自叙伝に「Elusive Phenomena(捉えがたき諸現象)」という名前を付けていた。

捉えがたいものには何か重要な鍵が潜んでいそうだ。
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おてんとさんよ

2018-08-30 | 有屋無屋の遍路。

かんべんしてやっておくんなさい。まだまだ、まぁだまだ、片手念仏。


(唄/勝新太郎)
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比較と因果は見誤り易い。

2018-08-26 | 古今北東西南の切抜
(picture/source/This is the same photo)

孔子曰く、「人の信ずる所のものは目なり、眼もまた信ずるに足らざる事あるか」

と宣(のたま)いしは、かかる事にて見誤る事多くありと、鬼神論に出てくる。

晋の禾廣(かつこう)という者、常に親しく来る人がいたが、久しくこなくなったので不審に思って問うてみれば、

「この前君と座敷で酒を呑んでいたら、盃の中に蛇の形が現れた。君との盃なので飲み尽くしたが、それ以来病に侵されてしまい、もしやあの蛇のせいではと思い悩んでいた」と云う。

禾廣はそれを聞いて、さては、壁の上に掛けている弓の蛇の図柄が写ったのだと合点し、又その座敷に招待し酒をすすめ、「前のように蛇は現れたか」と問えば、

「以前と同じ蛇がまた出た」と怯えて云うので、弓の図柄が写っているのだと教えてやった。

それを聞くやたちまち、心晴れて病は癒えたという。

心の惑いより起こる事しかり。 -「山家鳥虫歌」より
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時々にはメメント・モリ

2018-08-23 | 世界の写窓から
(quote/original unknown)

「時」その刻みには、二つの感慨がある。

一つは、早回しを願った瞬。一つは、永遠あれと願った瞬。

どちらにしても、過ぎてしまったことに違いはない。

Clock Tick ● Abel Korzeniowski
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Selección natural.

2018-08-18 | 世界の写窓から
(gif/Charles Robert Darwin)

自然に選ばれたり自然に無視されたりする。それは自然淘汰というものであればあろう。

‘特徴’というものがその際大事な因子になると思うがとうたろうか。

Happy Birthday, by Beethoven? Bach? Mozart? - Nicole Pesce on piano
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昆虫も飛ぶ「この世界」

2018-08-17 | 古今北東西南の切抜
(gif/source)

航空力学では説明しえない飛び方をするものたちがいる。

空気力発生メカニズムを自ら生み出して飛ぶ者たちがおる。

-例えば、マルハナバチのパラドックス。これは、マルハナバチは実際に空気中で飛行しているにも関わらず、「翅の形状・運動を正確に再現したとしても、航空機の理論上は、マルハナバチは自重を支えるだけの空気力を発生することができない」というものです。

このパラドックスは、“前縁渦”が発見されたことで、ほぼ解決されました。それまで航空力学の分野の常識であった、流線型の翼の周りのスムーズな流れとは大きく異なり、昆虫の翅の上では、翅の前側で流れがはく離して形成される前縁渦と、それに伴う大きな負圧によって、翅が吸い上げられ、大きな力を発生することが可能になります。その発見以来、この前縁渦は、生物の飛翔において非常に普遍的であることがわかってきました。

昆虫などの生物は、過酷な自然界において、自らの姿勢などの情報を絶えず集め、それに応じて翅の運動を制御し、姿勢を安定化・調整することで、巧みな飛行を実現しています。昆虫の翅や筋骨格が柔軟であるということも、人工物と大きく異なる点としてあげられます。彼らが、情報をいかに得て、それをどのように統合し、また、それをどのように利用しているか、また、柔軟性をどのように活かしているかということが解明できれば・・・。 -切抜/「なぜ昆虫は飛べるのか?」より

普通、飛べるのだから飛んでいるのだと思いがちであるが、飛べるようにしているから飛べるのだ。という知見の拡がりはこの上なく心強い。

Stacey Kent - What A Wonderful World
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ハゲの黙示録

2018-08-15 | 閑話休題
(gif/source)

ハゲるのは大人になった証拠である。

ハゲ一番


ハゲのメモリー
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Life and death

2018-08-13 | 日日是好日。
(picture/source)

お盆によせる、波がある。

死んだ人が生きてる人を祝う、生きてる人が死んだ人を労る、

実は散っても根は残る、花祭り。

Life and death - Michael Giacchino [Performed in the style of Paul Cardall]
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いのちの名前

2018-08-11 | 意匠芸術美術音楽
(gif/source)

木村弓 - いのちの名前
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うつくしいそれ。

2018-08-09 | 有屋無屋の遍路。
(photo/source)

はじめにそれがあった。

それを見出すひとがいて、それを培う人がいて、それを守る人がいて、それを受け継ぐひとがいて、そしてそのそれはそのことに応えるままに...。

うつくしいそれに、たまたま逢えるそれを僥倖という。

VASSILIS TSABROPOULOS Behind the Curtain
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回遊のあと、たまたま、なんとなく。

2018-08-08 | 有屋無屋の遍路。

Six Impromptus, Op. 5 (1893) - Impromptu No.6 in E major (Comodo) By Composer Jean Sibelius

わたしには鎮魂の調べのように聞こえた。


わたしには鎮魂の作品のように想えた。/photo source


わたしには鎮魂の風景のように見えた。/photo source
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