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『・・泥沼から抜け出したのは「負け」を認めるようになったからです。
失敗という結果がはっきり出たら、あれこれ言い訳せず「結果が出ないということは、やはり自分の判断が違っていた」「そうである以上、続けても意味がない」と考える。
負けを認めるからこそ、そこから欠点が浮かび上がるし、どこが弱点なのかがあらわになります。負けを認めたうえで修正すればいいのです。メンツにこだわっているのか自分の判断ミスを受け入れたくないのか分かりませんが、「結果が出なくても頑張る」という人が時々いますが、それはおかしいと思います。
失敗はやはり負けとしてしっかり認識したうえで、それから次の事を考えるべきです。』 -切抜/桜井博志氏「日経ビジネス」より
『・・個々のボリュームは小さいけれど、まとまればそれなりの規模になるし、成長リズムが違うから、ある商品が疲れてきても別のが伸びてカバーできる。今儲かるかどうかより、ポートフォリオを工夫して、変化にしなやかに対応するのが、経営者的に言うと一番面白いところじゃないの、と思っていました。
この考え方でいくと、人も商品も、ある程度長い目で育てる姿勢が必要になります。地道に育てていくのは、ストレスがたまりそう?
実は僕には「失敗」という感覚がないんですよ。「まだ終わっていませんよね、今って、成功する途中ですよね」と考えちゃう。
人も、自分も、ミスはするんですよ。当たり前ですね。つまずいたかもしれない。今はうまくいっていない。でも、それって本当に失敗なの?試していない手はある。じゃ、まだやったらいいじゃないの、と。・・第一、「失敗だ」なんて考えても凹むだけじゃないですか。』 -切抜/西秀訓氏「日経ビジネス」より