南無煩悩大菩薩

今日是好日也

星は移り月は転じる。

2009-05-30 | つれづれの風景。

「ただ、見聞した態(さま)ですが物の盛衰、星移り月転じて身の老いはソレぞとも覚えませんが、世態の変遷眼前(まのあたり)にある心地でございます。」
「今の方々はまた、10年20年の後には今の変態(かわりよう)を昔話になさるでしょう。」

昔話をするじいさんはこういった。


「確実なことが2つある。1、20年以内、いや10年以内にでさえ、世界は大きく変化する。2、私達の現在の決断と行動によって、これから出現する未来が大きく左右される。だが、それがどんな未来なのかについて、確実に言えることは何もない。」

エリック・ヤングさんはこういった。


そういうことなんだろうと思います。

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なるべく。

2009-05-23 | つれづれの風景。

なるべくなら、こんな心持を忘れずに居たいと願う。

成る可(べく)、の成るは、その時、可くは、その前。

そうなる前にできることならで、なるべく。

なるべくなら、そうなったあとも、こんな心持でいられるようにと願う。

ちさき花と微笑地蔵。

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たんぽぽ。

2009-05-20 | つれづれの風景。

ナンデライオンというんかいな。

とおもったら、花様がライオンの牙に見えるから、そうダンデライオンだという。

綿毛になったタンポポは、なんというのかしらん。



九十九歳のお祝いにたんぽぽを送るなんていうのも、洒落ているかもしれないなぁ。なんて思ったりする。


ありったけタンポポ飛ばせ 白寿の王。

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やぶへび。

2009-05-19 | つれづれの風景。

だびでばびでぶ。やぶへびだ。

てなことがよくございます。


むやみにつつくととんだことになってしまう。

痛くもない腹を探られる。ということもままございます。


なんでも邪険にしちゃいかんということ じゃ。

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天狗杉。

2009-05-18 | つれづれの風景。

鞍馬山の天狗、鞍馬天狗も、ここから飛び立ったという伝説の杉である。

山伏の祖、役の行者も修養の地の杉。

なるほど、枝打ちされず自由奔放に伸びとし伸べる古来稀なる大木は、天狗の鈴なりをも思わせる。

ところどころも打ち折れ、枯れ結ぶ様も、寂凛なり。

雲天微雫赤土薫り立つ中、独りで仰ぐ天狗杉。

東に京比叡、南は万葉大和、西に控える商都難波。其処から望むは、さぞかし天狗の展望といえようか。

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かぁ。

2009-05-15 | つれづれの風景。

ばしゃばしゃ。


以上。


からすの行水。
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マーキス東郷。

2009-05-14 | 有屋無屋の遍路。

アール=伯爵、マーキス=侯爵、デューク=公爵。

であるらしいからにして、この刻銘によればアール東郷であーる。

しかるに、ご本人は、死す前日に侯爵位を賜っている由にて、此処ではマーキスと敬意を払うものであーる。

若き諸君は、知らぬかも知れぬが、かの世界最強と謳われたロシア帝国の誇るバルチック艦隊をティーバック、いわゆるティ字戦法をもって撃滅さしめた戦神であーる。

当時の欧米列強の大元帥に対する人気はネルソン提督にも比肩されうるほど大変なものであったと聞き及ぶ。

尚、ゴルゴダの13番、デューク東郷との関係について我輩は存じ上げない。


承詔必謹。「しょうしょうひっきん」と読むと覚える。
ある寺領にて堂宇に掲げてあった言葉であーる。

神様の言葉が、寺にあるというのも、今となっては不思議に思われるかも知らんが、その当時は、神仏及び人に隔たりはないのであるからして、気にしてはならん。

これが本物の自書かどうかはいかにも調べようはないが、言葉は本物であるからして、尻の穴をキュっとしめてよく心に刻むように。

趣はいろいろあろうけれども、はばかりながら、我輩は東郷平八郎卿の心中をこう受け取るものであーる。

つまりは、意味をあえて今風に申さば、「自らが承知し賜った天の意志である信念理念であれば、泣き言をいわず、言い訳をせず、必ずやそれを謹んで執り行うに吝(やぶさ)かは無い」と我輩は承るものであーる。

いかにも気骨。うら若き日本男児の諸君。かしこみかしこみ承られよ。

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菖蒲。

2009-05-13 | 有屋無屋の遍路。

時にはしょうぶのように、みだらなおんなになりな。

あ。まちがえた。


話は全く変わるが、気合入れたときの下着をしょうぶ下着というらしい。

しょうぶは、胃や内臓の薬にもなるらしいからであろうか。
そういえば、小生などは胃がよくむかつくが、今時の若い娘などは、ちょーむかつくとよく聞く。
それもみだりによくむかついているようだが、ほんとうだろうか。


若い娘っこもそうだが、総じて女心は謎が多い。

まちがいはいかんまちがいは。



謎といえば、ふと浮かんだなぞかけなぞしておしまい。


しょうぶとかけて 素人には見分けがつかない女心ととく。

そのこころは。

素直にあやめっておかないと恥かきつばたになる。

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品由。

2009-05-12 | つれづれの風景。

なかなかの色よし。

春楓。

薄茶とも  薄紫とも薄紅も  つかぬ色気の品のよさ。


素っ頓狂の薦被りには、できぬ上品。

色気の品に良し悪しつけるなら。

こんな色目に染まりたい。


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境内の新緑。

2009-05-11 | つれづれの風景。

1000年の、時間という斧に刻まれた伽藍の古色。

そこに千回の息吹と落葉を繰り返した新緑が映える。

新旧というか、泰然と自若とでもいおうか、その同居に心が雫。

そこにある美しさには、そこにある美しさだけの理由がある。

古ければよしというものでもないし、初々しければよしでもなしのあしがはら。


古色蒼然新色緑然、洗心専念千年不易,美しいものの出来上がり。


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私について。

2009-05-09 | 有屋無屋の遍路。

こんにちは、矢野です。

事に仕えるのではなく、自らの存在を昇華させることで社会生活を営むことができれば、それに越した幸せはないとおもいます。

私は、橘という木が好きです。橘は柑橘系では唯一の日本原産種であり、実生の場合、謎とされている細胞変化が起こるといわれます。

ある種の変態が、本当にしたいことを見つける近道かもしれません。

よい歳をこいて、未だ「本当は何をしたいのか」という問答に自身答えられてはいませんが、目指すところは、この景に集約されているようでもあります。
もしやよもや共感下されば、これに越した幸せはございません。

合掌。


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尾根道。

2009-05-08 | つれづれの風景。

お山の尾根道杉木立。

山を縫い

屹度立てるや山道を。
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歩く。

2009-05-08 | つれづれの風景。

ひたすらひたひたとあるく。

回峰行かくありきや。

鈴の音神妙なり。
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ヘリコプター。

2009-05-07 | 有屋無屋の遍路。

お。飛んでるやないか。

朝から出でて午後3時、山歩きの末やっとたどり着いた頂上で、飛んできたのはヘリコプター。

そういえば朝から何も食べず、おにぎりも持ってくるのも忘れ、ひもじさ多々って見上げる空に飛んできた。

ああ。おなかへりこぷたー。
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四季相関。

2009-05-02 | つれづれの風景。

桃色がかった紅い菊桃が、緑の草上に映える。

相乗効果の関係の美しさは、色相環の対比色にあたる2色によって織り成されている。

正反対の性格といえる色素の共演は、萌春渡夏の四季の移りにふさわしくも思える。

意気揚々たる菊似の花様が、桃の色合いをもって緑中に花火の如く咲いている。

稲荷明神の狐が咥える鍵と玉は、夏の風物、鍵屋と玉屋の商号となった。

春が過ぎ夏が来る。

中間のまた佳きとき、中間色の鮮鋭な対比を見せるもこの季節。

青紫の紫陽花までも、あと少し。

ブーゲンビリアはどうしてる?
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