南無煩悩大菩薩

今日是好日也

実感は理屈抜き

2016-06-29 | 古今北東西南の切抜
(illustration/There's no place like home)

「・・宇宙で生活して一番意外だったことは、非日常と思っていた宇宙が、だんだんと日常になったことだった。

そして地球に戻ると、今度は重力の大きさに驚く。頭に漬物石がのってるかのような重さ。紙一枚でもずしりとくる重さ。

そして、外に降り立った時のそよ風の心地よさ。草や木の香り、土の感触。

何もかもがみないとおしい。

地上から離れ、無重力でかつ人工的な環境の宇宙船で過ごした後では、目の前のありきたりの景色や香りこそが、何よりも愛おしく感じられた。

当たり前と思っていたことは、当たり前ではない。

とてもありがたい、ということを理屈抜きで感じる」 -切抜/山崎直子氏「日常と非日常の間で」より-
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人工知能への興味

2016-06-29 | 古今北東西南の切抜
(illustration/source)

「・・政治を人に任せている限り、同じ過ちを繰り返すことになるので、最も合理的な政治的選択をするには人工知能のほうが信用できるかもしれない。

少なくとも、歴史のビッグデータを把握している分、同じ過ちを避けることはできるはずだ。

国家間の紛争を理性的に解決するにも、国家予算の理想的配分についても、立法や法改正の妥当性を検証するにも、政策の矛盾を改めるにも、

公平かつ合理的な結論に最短時間で辿り着くに違いない」 -切抜/島田雅彦氏「日経新聞」寄稿より-

投票者を人工知能が担当するとどんな政治家が選ばれるのかも興味的です。
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AUTHORITY

2016-06-27 | 意匠芸術美術音楽
(photography/Mary Ellen Mark)

“君はどっちにしたんだい?”

“離脱”

“僕は残留にしたんだ”

“これからも友達でいられるかな”

“もちろんだとも。本気でそう思っていたわけでもないんだ。”

DO NOT QUESTION AUTHORITY
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裏に花

2016-06-26 | 世界の写窓から
(photo/source)

たとえば花火祭りの時、会場近辺メインロードから少し離れ人も通らないような裏道に、こういう店(たな)がぽつねんとある。

たいがいは、話もサービスもよく主(あるじ)も面白かったりする。

人の行く裏に道あり花の山
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Gift of Dreams

2016-06-26 | 意匠芸術美術音楽
Vassilis Tsabropoulos - Gift of Dreams


一昨日の払暁、私は誰かに一生懸命説明している夢を見ました。

・・それは違う。似ているように思えても別物なんだ。

マンドリルとマンダリンは違うものなんだ・・
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そのコマンド、実行させますか?

2016-06-24 | 世界の写窓から
(image/source)

「・・できぬことを求めるべきではない。

権威というのは、理性的に行使されねばならぬのじゃ。

もし、わしが、国民に向かって、みんな海に飛び込め、と言ったら、彼らはきっと反乱を起こすだろう。

わしが命令できるのは、命令の内容が合理的な場合だけなのじゃ」 -サン=テグジュペリ「星の王子様」より-

そう例えば、もっと「背を伸ばせ」もっと「賢くなりなさい」もっと「毛を生やしなさい」などと命令されても、どうしようもないのです。

何を求めているのか、何を言っているのかわからないような命令者は権威を失墜させるだけなので気をつけましょう。
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Time is a river

2016-06-22 | 世界の写窓から
(GIF/source)

ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず

有りとみて無かりしは、風の前の屁のごとし

くさきもたえずすごしなりけり

Time is a river. Life is a journey.
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今年も夏至、

2016-06-21 | 世界の写窓から
source/June 21, Summer Begins)

それにつけても夏至。
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あじさいの雨

2016-06-17 | 世界の写窓から
(GIF/source)

Rene Aubry ~ apres la pluie II


つゆのあとさき
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近道のないしごと

2016-06-16 | 世界の写窓から
(photo/Nicolás Muller 1935)

“・・農場に一夜漬けは通用しない。

春に種蒔きを忘れ、夏は遊びたいだけ遊び、秋になってから収穫のために一夜漬けで頑張る。そんなことはありえない。

農場は自然のシステムで動いている。必要な務めを果たし、定まった手順を踏まねばならない。

種を蒔いたものしか刈り取れない。そこに近道はないのだ。”

“・・近道しようとして得られるのは失望とフラストレーションだけである。”

-スティーブン・リチャーズ・コヴィー「人間主義の回復」より-
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Seduction

2016-06-15 | 意匠芸術美術音楽
(source/Pinocchio)
René AUBRY: Seduction


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地球は『大凍結』を辛うじて逃れている

2016-06-14 | 古今北東西南の切抜
(photo/source)

日射量と二酸化炭素濃度の関係から氷期の開始時期を予測する計算式が導かれ、完新世の地球が新たな氷期への突入を辛うじて逃れていることが裏付けられた。このままいくと、今後 5万年間は氷期に入りそうもないという。

古気候学で盛んに議論されていることの1つに、

「大気中の二酸化炭素(CO2)濃度は果たして、18世紀の産業革命以前に、すでに人間活動に伴って大きく変化していたのだろうか?」

というものがある。南極の氷床コアの分析から、産業革命前の大気中CO2濃度は約280ppmであったことが分かっているが、もし農業が行われていなければ、その濃度は240ppm程度であったとする推定結果もある。

今回、気候変動ポツダム研究所(ドイツ)のAndrey Ganopolskiらは、

氷期の開始時期における日射量とCO2濃度の関係性を見いだし、これを用いたモデリング研究から、

「CO2濃度が240ppmのままだったとすれば、地球は今頃氷期に入りつつあるはず」

であり、「280ppmという産業革命前のCO2濃度でも、氷期は始まり得なかった」との結論を導き出して報告した。

(切抜/Nature ダイジェスト「地球は『大凍結』を辛うじて逃れている」より)

因みに現在の二酸化炭素濃度は400PPM弱ということです。
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If I were a tree

2016-06-12 | 意匠芸術美術音楽
(quote/'You were born an original. Don't die a copy.'-John Mason)

Ren�・ Aubry - Tree Song
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Living

2016-06-10 | 意匠芸術美術音楽
Transistor - Living


なぜ生きるのか?

考えて生きるものでもないだろう、生きてから考えればよろしい。
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世知辛い、とはいうものの。

2016-06-09 | 世界の写窓から
(photo/source)

- ながむれば我が心さへはてもなく行へも知らぬ月の影かな -


・・としてしまえば事は簡単なようだし、

また事実、そのような事で本来いいのかもしれないが、

ただ、そういうわけにもいかない。


- 世の中はなんのへちまとおもえどもぶらぶらしては暮らされもせず -



(unknown)

おまえはいいねぇ。
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