(photographer/Elliott Erwitt)
その昔、青砥左衛門と言う人は、滑川に十銭を落とし、五十銭で松明を買って探したという。
一つには、そんな不経済なと言う見方と、もう一つには、探さなければ世の中からその十銭は永久に失われるが、探せば、自分のものではなくなったとはいえ五十銭も十銭も世の中から失われる事はないという見方もある。
価値のありようについての、賢明な社会というものを考える立場にいる人たちはどっちをどう治めようとしているのか聞いてみたくなる。
その昔、青砥左衛門と言う人は、滑川に十銭を落とし、五十銭で松明を買って探したという。
一つには、そんな不経済なと言う見方と、もう一つには、探さなければ世の中からその十銭は永久に失われるが、探せば、自分のものではなくなったとはいえ五十銭も十銭も世の中から失われる事はないという見方もある。
価値のありようについての、賢明な社会というものを考える立場にいる人たちはどっちをどう治めようとしているのか聞いてみたくなる。