はしぶと烏の仁吉は困っていた。
あっち立てれば、こちらが立たず。
こっち立てれば、あちらが立たず。
遠山に金の字という、杯をかわした兄弟はいるが、こんなことで相談する気にもなれない。
三途の川の渡し舟。
一丁派手にやってみるか。
とひとりごちながら、仁吉はふんどしを締めなおした。
からす 何故泣くの 烏は山に~。
7つの子があるから泣いているのではない。
今の仁吉にとって、大事なのは何よりも面子であった。
男烏としてのメンツ。
仁吉は死ぬ気で居た。
よし!どっちに転ぼうが、是で人様に迷惑かけることはない。
考えが決まると、仁吉は妙に笑えてきた。
死ぬかもしれないのに、なんだか楽しくなってきたのである。
・・・。おっさん!おっさん!
ほへ?
よだれ垂らして、何にニヤついてるんでっか!
・・夢か・。
日日是好日。
あっち立てれば、こちらが立たず。
こっち立てれば、あちらが立たず。
遠山に金の字という、杯をかわした兄弟はいるが、こんなことで相談する気にもなれない。
三途の川の渡し舟。
一丁派手にやってみるか。
とひとりごちながら、仁吉はふんどしを締めなおした。
からす 何故泣くの 烏は山に~。
7つの子があるから泣いているのではない。
今の仁吉にとって、大事なのは何よりも面子であった。
男烏としてのメンツ。
仁吉は死ぬ気で居た。
よし!どっちに転ぼうが、是で人様に迷惑かけることはない。
考えが決まると、仁吉は妙に笑えてきた。
死ぬかもしれないのに、なんだか楽しくなってきたのである。
・・・。おっさん!おっさん!
ほへ?
よだれ垂らして、何にニヤついてるんでっか!
・・夢か・。
日日是好日。
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