水曜日のアルファクラブに向かう途中。
県道を車で走っていると、遙か前方に半袖短パンで歩道を走る女の子の姿が視界に入った。
この寒空を半袖で、と一瞬思うが、「ん、待てよ」とすぐさま思い直した。もしかしたらあれはアルファクラブの練習に向かう子かもしれない。あのランニングフォームには見覚えがある。少し前のめりになって、蹴り上げる足は粘着テープ踏んでいるようなあのフォーム。
車で近づき、追い抜きざまに確認。やっぱり、そうだ。
その先の車が寄せされるところで待ち、脇まできたところで「乗っていきな」と声をかける。
すると。
「先生に荷物もっていただいて、」
そしてその後にこう続いた。
「走らせていただいているので、結構です。」
やっぱりね。先生の車に荷物積んでもらっておいて、ちゃっかり「ラッキー」なんて言って乗ってくるわけないだろうとは思っていたけど、「走らせていただいている」というフレーズがじわりじわりと響いてきた。
先に体育館に到着し受付していると、続いて荷物を持った先生が到着し、開始時刻ギリギリにランニング少女は顔を紅潮させて到着した。
そして続々と子ども達が入ってくる。
「プレイはすぐには一流にはなれないけど、挨拶は一流で」とノートに書いておいた子は、超一流挨拶で入場。
こうなると、ぼんやりしていられない。
県道を車で走っていると、遙か前方に半袖短パンで歩道を走る女の子の姿が視界に入った。
この寒空を半袖で、と一瞬思うが、「ん、待てよ」とすぐさま思い直した。もしかしたらあれはアルファクラブの練習に向かう子かもしれない。あのランニングフォームには見覚えがある。少し前のめりになって、蹴り上げる足は粘着テープ踏んでいるようなあのフォーム。
車で近づき、追い抜きざまに確認。やっぱり、そうだ。
その先の車が寄せされるところで待ち、脇まできたところで「乗っていきな」と声をかける。
すると。
「先生に荷物もっていただいて、」
そしてその後にこう続いた。
「走らせていただいているので、結構です。」
やっぱりね。先生の車に荷物積んでもらっておいて、ちゃっかり「ラッキー」なんて言って乗ってくるわけないだろうとは思っていたけど、「走らせていただいている」というフレーズがじわりじわりと響いてきた。
先に体育館に到着し受付していると、続いて荷物を持った先生が到着し、開始時刻ギリギリにランニング少女は顔を紅潮させて到着した。
そして続々と子ども達が入ってくる。
「プレイはすぐには一流にはなれないけど、挨拶は一流で」とノートに書いておいた子は、超一流挨拶で入場。
こうなると、ぼんやりしていられない。