周囲をぐるりと山に囲まれた信州。遙か東方に稜線が延びる浅間山の麓だけ、ぐるりと一周する山が切れる。
その山の切れ目の先、そこは関東。
子供の頃から思っていた。
あの先に広がる向こう側。そこには新しい何もかもがあるだろうという思い。
私にとっての浅間山は、向こうとこちらを分ける稜線であった。
父にとっての浅間山は。
父は画家としての生涯50年間、浅間山を描き続けた。
父にとってのビューポイントならぬ、制作ポイントがぐるりと浅間山の周囲に点在する。
「ここから眺める浅間山が最高だ」と教えてくれたポイントがあった。
そうやって最高の浅間山を追い求めた50年間の作品。
今回ギャラリー輝で浅間展を開く。
記録を残している浅間山作品は100点あまりある。その中から40点を一挙展示する。
どちらも見ても浅間山。キャプションのタイトルも浅間山だらけ。
全部同じ山。
でも全部違う。
山に向かったときの作者の心意気、空気感、そして浅間の機嫌というのか何か山が放つ「気」がそれぞれである。
早く皆さんに見せたい。
展覧会スタートまであと10日。
その山の切れ目の先、そこは関東。
子供の頃から思っていた。
あの先に広がる向こう側。そこには新しい何もかもがあるだろうという思い。
私にとっての浅間山は、向こうとこちらを分ける稜線であった。
父にとっての浅間山は。
父は画家としての生涯50年間、浅間山を描き続けた。
父にとってのビューポイントならぬ、制作ポイントがぐるりと浅間山の周囲に点在する。
「ここから眺める浅間山が最高だ」と教えてくれたポイントがあった。
そうやって最高の浅間山を追い求めた50年間の作品。
今回ギャラリー輝で浅間展を開く。
記録を残している浅間山作品は100点あまりある。その中から40点を一挙展示する。
どちらも見ても浅間山。キャプションのタイトルも浅間山だらけ。
全部同じ山。
でも全部違う。
山に向かったときの作者の心意気、空気感、そして浅間の機嫌というのか何か山が放つ「気」がそれぞれである。
早く皆さんに見せたい。
展覧会スタートまであと10日。