受験生が図書館に行って勉強するとか言うが、どうしてわざわざ図書館に行くのか理解できない。なんで自主勉するのに人が居る所行くかなー。
何か調べるものがあるからとか、冷房がきいているから等図書館に行くにはそれなりの理由はあるかもしれない。しかし、今だったら家に居ながら手元のスマホで調べたい情報はだいたいゲットできる。冷房ない家ならいざ知らず、電気代節約の旨味は、公共の場の席取り、他人との煩わしさによるストレスというデメリットを越えることはない。
バネを卒業した子が、「ここで勉強させて欲しい。家じゃ集中できないから」と言うので、空いている席でご自由にどうぞと高校生には自習室としての使用を随時許可しているが、とは言いながらも、なんで家で集中できないのか、わざわざ先生の説明や中学生の話し声が響くバネにやって来るのか解せなかった。
なかったというのは,今は解せるようになったと言うこと。
週末、ふと思い立った。
自分の勉強がある。いろいろ資料を広げられるバネでやる。だったらその時間中学生に自習室としてバネを開放してもいいのではないかと。調度定期テスト前だし,何人来るかわからないけど、「家じゃ集中できない」って言う子が多いから何人かはやって来るだろう。
午前3時間、午後3時間の自習室開放。
前日の連絡だったが、5人の中学生がやって来た。
私は最前列の机一列を使い,テキスト、資料、CD,スマホを並べて自分の勉強を始めた。
後ろの席に生徒たちは点々と座った。
質問があればしても良いことにしていたが、だれも質問せずそれぞれに6時間を過ごした。
整理したい知識、覚えたいことはやはりノートに手書きが一番だ。
たくさん字を書くときは手が疲れないように2Bの鉛筆を使う。
芯がすぐに丸まるから,鉛筆削りで数本まとめて削り手元に並べる。
書き味滑らかなルーズリーフを用意する。
整理事項を分類するカラー付箋を手元に置く。
これでスタンバイオッケー。
背後で文字を書く音、本をめくる音が聞こえるが、時折音が聞こえなくなる。
他人が気にならない時間を持つ。
一人で教室にいるような錯覚に陥る。
ゾーンに入った。
久しぶりにまとまった時間集中した。
雑草生い茂る草地を、まずチェーンソーで草刈りし、目的地までの道を作り途中に目印の旗を立てながら進む。そんな作業がことのほかはかどった。
まだ目的地までは遠いが,先が見通せるからいつでも途中から道に迷うことなく歩き始められる状態に整えることができた。
背後の5人はこの時間何をどうしていたか知らない。自分のことに夢中になって途中振り向かなかったような気がする。それぞれが何かに黙々と取り組んでいたということだけはわかった。
不思議な感覚。
先生と生徒ではない、空間と時間を共有した仲間の様な感じ。
図書館にわざわざ出向いて勉強するって,こういう感じなんだ! と今さらながらにわかった。
この感覚、やみつきになりそう。
今後随時,自習室開放しようかな。
何か調べるものがあるからとか、冷房がきいているから等図書館に行くにはそれなりの理由はあるかもしれない。しかし、今だったら家に居ながら手元のスマホで調べたい情報はだいたいゲットできる。冷房ない家ならいざ知らず、電気代節約の旨味は、公共の場の席取り、他人との煩わしさによるストレスというデメリットを越えることはない。
バネを卒業した子が、「ここで勉強させて欲しい。家じゃ集中できないから」と言うので、空いている席でご自由にどうぞと高校生には自習室としての使用を随時許可しているが、とは言いながらも、なんで家で集中できないのか、わざわざ先生の説明や中学生の話し声が響くバネにやって来るのか解せなかった。
なかったというのは,今は解せるようになったと言うこと。
週末、ふと思い立った。
自分の勉強がある。いろいろ資料を広げられるバネでやる。だったらその時間中学生に自習室としてバネを開放してもいいのではないかと。調度定期テスト前だし,何人来るかわからないけど、「家じゃ集中できない」って言う子が多いから何人かはやって来るだろう。
午前3時間、午後3時間の自習室開放。
前日の連絡だったが、5人の中学生がやって来た。
私は最前列の机一列を使い,テキスト、資料、CD,スマホを並べて自分の勉強を始めた。
後ろの席に生徒たちは点々と座った。
質問があればしても良いことにしていたが、だれも質問せずそれぞれに6時間を過ごした。
整理したい知識、覚えたいことはやはりノートに手書きが一番だ。
たくさん字を書くときは手が疲れないように2Bの鉛筆を使う。
芯がすぐに丸まるから,鉛筆削りで数本まとめて削り手元に並べる。
書き味滑らかなルーズリーフを用意する。
整理事項を分類するカラー付箋を手元に置く。
これでスタンバイオッケー。
背後で文字を書く音、本をめくる音が聞こえるが、時折音が聞こえなくなる。
他人が気にならない時間を持つ。
一人で教室にいるような錯覚に陥る。
ゾーンに入った。
久しぶりにまとまった時間集中した。
雑草生い茂る草地を、まずチェーンソーで草刈りし、目的地までの道を作り途中に目印の旗を立てながら進む。そんな作業がことのほかはかどった。
まだ目的地までは遠いが,先が見通せるからいつでも途中から道に迷うことなく歩き始められる状態に整えることができた。
背後の5人はこの時間何をどうしていたか知らない。自分のことに夢中になって途中振り向かなかったような気がする。それぞれが何かに黙々と取り組んでいたということだけはわかった。
不思議な感覚。
先生と生徒ではない、空間と時間を共有した仲間の様な感じ。
図書館にわざわざ出向いて勉強するって,こういう感じなんだ! と今さらながらにわかった。
この感覚、やみつきになりそう。
今後随時,自習室開放しようかな。