タイトルに命をかける。
これはバネの読む書くクラス「パンセ」受講生に言っていること。
タイトルでネタばれさせてはいけない。文章を最後まで読んで、そして初めて「なーるほどね。だからこのタイトルなんだ。」と思わせたい。
例えば、「筑波山登山」というタイトルで,春の遠足で筑波山に登ったことをツラツラ書いたって、なんにもドキドキ感がない。
だから最初にタイトルを決めて書き始めるのではなく,全部書き終えてからタイトルを考えようと指導している。このお話はどこに本質があるのか,隠し扉はどこか。本文中の印象的な会話をタイトルに持ってきてもおもしろい。
ただし、これはある程度読者が確保できている場合でのこと。
学校に提出する作文なら、読者として最低でも担任の先生は確保できている。先生が出した課題なんだから、先生には絶対読んでもらえる、というより先生はどんなにつまらなくても子どもの作文を最後まで読まなければならない。だから刺激的なタイトルやネタばれタイトルで呼び込む必要はない。
先日パンセの生徒が朝日学生新聞社賞を受賞したが,その子の時もそう。
公募原稿なんだから,審査員という読者が確実にいる。だから文章を最後まで引っ張れるタイトルで勝負かけられる。
受賞した男の子の小説のタイトルは「ふまなかった柿」。最後まで読めば腑に落ちるタイトル。これは「ふめなかった柿」ではだめだし、「ふまない柿」でもだめ。そして柿はカキではだめ。などとこだわってつけたタイトル。
しかし不特定多数の読者に,ホイッって投げ出す文章だとこれではだめです。ネタ出ししつつ,刺激的でないと。
さてブローチからgooに引っ越ししたこのブログ。
新着記事として紹介されるのはタイトルの最初の8文字。
より多くの人にクリックしてもらうためには、そうか、ここでは8文字に命をかけるってことか。
これはバネの読む書くクラス「パンセ」受講生に言っていること。
タイトルでネタばれさせてはいけない。文章を最後まで読んで、そして初めて「なーるほどね。だからこのタイトルなんだ。」と思わせたい。
例えば、「筑波山登山」というタイトルで,春の遠足で筑波山に登ったことをツラツラ書いたって、なんにもドキドキ感がない。
だから最初にタイトルを決めて書き始めるのではなく,全部書き終えてからタイトルを考えようと指導している。このお話はどこに本質があるのか,隠し扉はどこか。本文中の印象的な会話をタイトルに持ってきてもおもしろい。
ただし、これはある程度読者が確保できている場合でのこと。
学校に提出する作文なら、読者として最低でも担任の先生は確保できている。先生が出した課題なんだから、先生には絶対読んでもらえる、というより先生はどんなにつまらなくても子どもの作文を最後まで読まなければならない。だから刺激的なタイトルやネタばれタイトルで呼び込む必要はない。
先日パンセの生徒が朝日学生新聞社賞を受賞したが,その子の時もそう。
公募原稿なんだから,審査員という読者が確実にいる。だから文章を最後まで引っ張れるタイトルで勝負かけられる。
受賞した男の子の小説のタイトルは「ふまなかった柿」。最後まで読めば腑に落ちるタイトル。これは「ふめなかった柿」ではだめだし、「ふまない柿」でもだめ。そして柿はカキではだめ。などとこだわってつけたタイトル。
しかし不特定多数の読者に,ホイッって投げ出す文章だとこれではだめです。ネタ出ししつつ,刺激的でないと。
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