今朝方まで、春先のような暖かさが2、3日続きましたが、今日の仕事帰りはぶり返した寒さが身に沁みました。やはりまだ1月ですものね。明日からはまたしばらく冷え込むそうです。
さて、先月は一連のクリスマス・シリーズでお休みいたしました毎月の御題、この度めでたく復活となります。
いつもこの御題のためにCDを選ぶ際には、前もって「あの月は、あれにしようかな…?」と頭の中で思い巡らせておいた上で、前月の末あたりから実際に聴き始め、その時節の気候や空気感、そして今の気分に音がマッチするかどうかを基準にして、盤を確定していきます。
でも、今回は何も準備していませんでした。だけど、結果オーライ。前から1月向きと思っていたブルー・ナイルの『High』がまさにドンピシャだったから。…何がそんなに“今”の季節っぽいと感じさせるんだろう…?せっかく紹介するのだから、と少し考えてみました。
ハイハットの乾いた音、ソリッドに同じ音を刻むエレクトリック・ピアノ、控えめで効果的なシンセ・ストリングス、深いリヴァーブのかかったエレクトロニクスの音…、そしてそれぞれの音の隙間。どうも、これらが冬の淡い陽光とその陰影に似た表情を作り出しているからのようです。
冬の夜、家でじっくり聴くタイプのアルバムと思っていましたが、改めて聴き直してみて、冬のドライヴにもいいかも…と感じました。空気が限りなく透明になっていくようで…。
さて、先月は一連のクリスマス・シリーズでお休みいたしました毎月の御題、この度めでたく復活となります。
いつもこの御題のためにCDを選ぶ際には、前もって「あの月は、あれにしようかな…?」と頭の中で思い巡らせておいた上で、前月の末あたりから実際に聴き始め、その時節の気候や空気感、そして今の気分に音がマッチするかどうかを基準にして、盤を確定していきます。
でも、今回は何も準備していませんでした。だけど、結果オーライ。前から1月向きと思っていたブルー・ナイルの『High』がまさにドンピシャだったから。…何がそんなに“今”の季節っぽいと感じさせるんだろう…?せっかく紹介するのだから、と少し考えてみました。
ハイハットの乾いた音、ソリッドに同じ音を刻むエレクトリック・ピアノ、控えめで効果的なシンセ・ストリングス、深いリヴァーブのかかったエレクトロニクスの音…、そしてそれぞれの音の隙間。どうも、これらが冬の淡い陽光とその陰影に似た表情を作り出しているからのようです。
冬の夜、家でじっくり聴くタイプのアルバムと思っていましたが、改めて聴き直してみて、冬のドライヴにもいいかも…と感じました。空気が限りなく透明になっていくようで…。