今朝、来月十日締め切りの歌稿をポストに投函してきました。
今回は「作業所」のテーマで選出。自分の「今」が読む人に一番伝わりそうな七首が並びました。
長い目で働く自信育てんと作業所勧む職安の人
一足飛び社会復帰の叶わずに最初の入院時の友想う
作業所で吾より仕事の遅き朋見て優越を感じる醜さ
一葉に満たぬ給金でも嬉し帰宅一番母に伝える
「○○ちゃん」と年下の子に呼ばわるも作業所仲間に馴染める証し
和小物の店に入りても目が光る真似て作れる物のなきかと
同病に囲まれ居るは安かれど世で勤めたし逆風吹きても
(2008年12月提出、『樹海』2009年2月号掲載予定)
今回は「作業所」のテーマで選出。自分の「今」が読む人に一番伝わりそうな七首が並びました。
長い目で働く自信育てんと作業所勧む職安の人
一足飛び社会復帰の叶わずに最初の入院時の友想う
作業所で吾より仕事の遅き朋見て優越を感じる醜さ
一葉に満たぬ給金でも嬉し帰宅一番母に伝える
「○○ちゃん」と年下の子に呼ばわるも作業所仲間に馴染める証し
和小物の店に入りても目が光る真似て作れる物のなきかと
同病に囲まれ居るは安かれど世で勤めたし逆風吹きても
(2008年12月提出、『樹海』2009年2月号掲載予定)