気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“パソコン決裁6(シヤチハタ)”とは

2007-11-10 23:12:36 | Weblog
シヤチハタから10月24日に発売された電子印鑑システム(即ち、電子印鑑を電子文書に捺印するアプリケーションで、オーダーメイドで作成してもらった電子印鑑をネットワーク上で管理し、各ユーザが認証を行うことで、各自の印鑑を捺印することができるシステム)です。

WORDやExcel、PDFなどのファイルの書類に直接捺印することができるとのことです。

税抜きで2万9800円です。

企業では内部統制の支援としても有効に利用できそうです。

ニュースリリースのサイトは、http://www.shachihata.co.jp/news_release/071019.phpです。

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“マルチコアCPU”とは

2007-11-09 23:52:24 | Weblog
1つのCPU(中央処理装置、コンピュータの心臓部の部品)の中に、独立して演算処理を行える2つ以上のコア(演算中枢部)を備えたものをこのように呼んでいます。2つのコアの場合をデュアル・コア、4つの場合をクワッド・コアなどと呼んでいます。

それぞれのコアが複数の処理を並列に処理できるため高性能なCPUが実現されます。

CPUの性能を向上させるために、これまで動作周波数(クロック周波数)を上げる方法が採られてきました。現状では3GHz程度です。が、これ以上高めると消費電力の増加に伴う発熱の問題やリーク電流の問題などが生じるため、ほぼ限界に近いところまで来ています。

そこで、クロック周波数は上げずに並列度を増やす方策が採られるようになってきたということです。

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“暴露ウイルス”とは

2007-11-08 23:45:46 | Weblog
感染したパソコン内にあるデータを外部に公開したり送信したりするウイルスのことです。会社から業務用データを私用のパソコンに持ち出し、それが感染することにより、そのデータが漏えいしてしまうのが典型なパタンです。

Winnyによる情報漏えいの問題はその多くが暴露ウィルスによって引き起こされたとされています。2006年から2007年にかけて世間を震撼させました。

このような結果、「検疫ネットワーク」(即ち、社内のネットワークに接続されたパソコンのセキュリティ対策を検査・監視する機能を備えたネットワーク)を導入する企業が増えているようです。






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“ウィジェット(Widget)”とは

2007-11-07 23:11:36 | Weblog
Webブラウザの描画機能を利用した単機能アプリケーションの総称です。WindowとGadget(ちょっとした(便利な)機械装置[仕掛け]、気のきいた小道具といった意味)とを組み合わせた造語です。

パソコンのデスクトップに表示される電卓、時計、天気予報など、色々なものがあります。

ウィジェットの動作環境は、OSとしては「Windows Vista」や「Mac OS X」が、アプリケーションとしてはGoogleデスクトップ検索やYahoo!ウィジェットなどです。

パソコンの大画面化などを背景に徐々に定着しつつあります。

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“JVN”とは

2007-11-06 23:37:45 | Weblog
Japan Vulnerability Notesの略です。これは、セキュリティに関わる人にとって有用なサイトで、IPA(情報処理推進機構)とJPCERT/CCが共同で運営しています。

JVNは、国内で利用されている製品の脆弱性に関する情報を集め、迅速かつ公平な立場で公開するためのWebサイトです。

JVNは2007年3月まではJapan Vendor status Notesの略で主に管理者向けの情報公開を行うことを目的としていましたが、より幅広いユーザに向けた情報公開を目的としてサイトをリニューアルし、2007年4月より現在のような名称に変更されました。


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“USB3.0”とは

2007-11-05 23:09:53 | Weblog
現在、規格を策定中のシリアルインタフェースです。

現状の最新はUSB2.0ですが、USB3.0は最大データ転送速度がUSB2.0の480Mbpsに対し約5Gbpsと10倍強となります。

2008年の前半には策定が終了し、USB3.0を搭載した機器は2009年から登場する見込みです。策定は、米インテル、米マイクロソフト、NECなど6社が行っているようです。


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“コグニティブ端末”とは

2007-11-04 22:21:22 | Weblog
モバイル端末が携帯電話や無線LANなど無線回線を介して通信を行う際、現在では通信の開始から終了まで同じ回線が使われますが、コグニティブ端末は違います。最適な無線回線を動的に選択する機能を備えています。

例えば、無線LANや携帯電話、モバイルWiMAXなどの複数の無線回線の状態を常に監視していてどの回線で通信するのがよいかを動的に判断します。

やり方としては、パケット単位に通信回線を選択して使用できるようにするものや2つの無線回線に同一のパケットを送出し先に受信されたほうを利用するものなどがあります。

コグニティブ(cognitive)とは「認識力のある」という意味のことばです。

コグニティブ端末の開発はまだ初期状態であり、実用に供されるのは2012年~2015年頃と想定されています。




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“Webデスクトップ”とは

2007-11-03 23:24:47 | Weblog
これは、カスタマイズなどを行って自分の使いやすいようにしたパソコンのデスクトップを世界中のどこからでも使えるようにする方式のことです。

パソコンのデスクトップを使いやすいように、あるいは自分の好みに合うようにカスタマイズしても、別なパソコンを使用する時にはそのデスクトップを使用することが現状ではできません。

「Webデスクトップ」では、デスクトップ画面をWebブラウザ上で実現します。カスタマイズの情報は自分のパソコン内ではなくサーバ側に保存されます。即ち、デスクトップをWebサービスとして実現します。従って、世界中のどこでパソコンを使用しても、自分用にカスタマイズしたデスクトップを利用することが可能となります。


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“Super 3G”とは

2007-11-02 23:01:46 | Weblog
携帯電話の世代は第3世代(3G)、第3.5世代(3.5G)、第3.9世代(3.9G)、第4世代という流れで進んでいますが、Super 3Gとは3.9Gに対応しています。

3.9Gの携帯電話には、(1)NTTドコモやソフトバンクモバイルが採用するW-CDMA方式の「LTE」(注:Long Term Evolution、ドコモが中心になって規格を策定)と呼ばれる規格と、(2)KDDIなどが採用するCDMA2000方式の「UMB」(注:Ultra Mobile Broadband)と呼ばれる規格の2つが存在し、Super 3Gは前者を指しています。

もともとNTTドコモが使用していた呼び名で、現在ではLTEのことを「Super 3G」と呼ぶようになりつつあるようです。サービス開始の目標は2010年になっているようです。

特徴は下りの速度が100Mbps以上と高速なことです。この速度の実現には第4世代で採用予定の技術であるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)やMIMO(Multiple Input Multiple Output)が使われています。

ちなみに、3.5Gの速度は3.6Mbps(HSDPA方式)や2.4Mbps(CDMA20001X、EVDO)、3Gの速度は384kbps(W-CDMA)や144kbps(CDMA20001X)です。



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“PDFスパム”とは

2007-11-01 23:33:52 | Weblog
迷惑メールの一種で、読ませたい内容をPDF形式にして送りつけるものです。

pdf形式のファイルには迷惑メール対策ソフトが対応できていないことから、このようなスパムが登場しています。

読ませたい内容を画像データとして添付して送りつける「画像スパム」と呼ばれるものがありますが、画像スパムに対しては対策ソフトの対応が進み、読んでもらいたいユーザに届かなくなってきました。そこで、画像スパムに変わるものとしてpdfスパムが登場しました。

2007年6月~8月にかけてこのスパムが流行したようです。が、対策ソフトの対応が進み、8月下旬以降はほぼ0になったようです。

さらに、その後は、Excelファイルを送る「Excelスパム」や圧縮ファイルとして送る「ZIPスパム」が登場しているとのことです。

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