1月8日(日)、中国の大学院入試が一斉に行われた。南昌市でも中学校、高校までをも会場に使うほど、志願者は多い。
4年の範さん、劉さん、黄さん、そして郭さんを試験の労をねぎらって夕食に招待した。他にも何人もの4年生がいろいろな大学院を受験しているが、こちらに赴任して以来ずっとお世話になってきたこの4人には、やはり特別の思い入れがある。できれば4人そろって合格してもらいたい。
しかし、範さん、黄さんは北京の語言大学とかいうとんでもない難関を受験した。ここに受かれば外交官にもなれるという超エリートが行くところだ。劉さんも南の難関、広州ナントカ大学だ(聞いても聞いてもすぐ忘れる。中国語の名前はホンマ覚えられへんわ)。郭さんだけが、この財大で金融専門を受験する。
5時に試験が終わり、黄さん以外の3人がそれぞれの会場から我が宿舎に到着したのは7時頃だった。皆、2日前から会場近くのホテルに泊まり込んだと言う。海外旅行にでも行ってきたのか、と見間違うほどの大きい真っ赤なスーツケースを持って帰ってきたのが範さんだ。後の子達はバックパック一つにコンパクトにまとめていた。
一度寮に帰って荷物を置き、それからこちらに7時半頃やって来た黄さんは、入って来るなりシクシク泣き出した。試験がそんなに難しかったのか、と聞くと、
「そうじゃなくて、もう、何もかも終わったと思ったら泣けてきました。」
と言う。皆も、一瞬目がウルウルになった。
思えば、長い間緊張と闘い、挫ける心に気合いを入れて、朝から晩まで図書館に籠もり、彼女たちは出来る全てをやってきたのだ。結果は3月まで分からないが、取りあえず、
「ご苦労様。よくやったね。」
と言ってあげた。後は、運が良ければ受かるし、悪ければ落ちる。落ちたらすぐさま就職口を探さなければならない。金持ちじゃない彼女たちには、それ以外の選択肢はない。
どんなことになっても、これから先の彼女たち、彼たちに幸多いことを祈る。
*明日から劉さんの故郷樟樹近辺の農村に連れて行ってもらうので3、4日ブログは一休み。また農村から帰ってきたら江西省の農村の様子を紹介するのでお楽しみに~。
4年の範さん、劉さん、黄さん、そして郭さんを試験の労をねぎらって夕食に招待した。他にも何人もの4年生がいろいろな大学院を受験しているが、こちらに赴任して以来ずっとお世話になってきたこの4人には、やはり特別の思い入れがある。できれば4人そろって合格してもらいたい。
しかし、範さん、黄さんは北京の語言大学とかいうとんでもない難関を受験した。ここに受かれば外交官にもなれるという超エリートが行くところだ。劉さんも南の難関、広州ナントカ大学だ(聞いても聞いてもすぐ忘れる。中国語の名前はホンマ覚えられへんわ)。郭さんだけが、この財大で金融専門を受験する。
5時に試験が終わり、黄さん以外の3人がそれぞれの会場から我が宿舎に到着したのは7時頃だった。皆、2日前から会場近くのホテルに泊まり込んだと言う。海外旅行にでも行ってきたのか、と見間違うほどの大きい真っ赤なスーツケースを持って帰ってきたのが範さんだ。後の子達はバックパック一つにコンパクトにまとめていた。
一度寮に帰って荷物を置き、それからこちらに7時半頃やって来た黄さんは、入って来るなりシクシク泣き出した。試験がそんなに難しかったのか、と聞くと、
「そうじゃなくて、もう、何もかも終わったと思ったら泣けてきました。」
と言う。皆も、一瞬目がウルウルになった。
思えば、長い間緊張と闘い、挫ける心に気合いを入れて、朝から晩まで図書館に籠もり、彼女たちは出来る全てをやってきたのだ。結果は3月まで分からないが、取りあえず、
「ご苦労様。よくやったね。」
と言ってあげた。後は、運が良ければ受かるし、悪ければ落ちる。落ちたらすぐさま就職口を探さなければならない。金持ちじゃない彼女たちには、それ以外の選択肢はない。
どんなことになっても、これから先の彼女たち、彼たちに幸多いことを祈る。
*明日から劉さんの故郷樟樹近辺の農村に連れて行ってもらうので3、4日ブログは一休み。また農村から帰ってきたら江西省の農村の様子を紹介するのでお楽しみに~。