【速報】現地時間9時過ぎ、菏澤学院旧グラウンドで大騒ぎ!
30分ほど前、急に我が宿舎から一番近い男子寮前辺りから、
学生たちのワーワー騒ぐ声、ピーピー鳴らす指笛、
「ワッショイ」みたいな掛け声が夜のしじまにとどろき渡りました。
何だ、なんだ。またケンカかと
(昨年の夜中、男子寮前で派手な取っ組み合いがあって)、
最初は気にもならなかったのですが、
余りにその騒ぎが長引き、拡大し、
だんだんこっちに近づいてくる気配までして、
あの2012年の抗日デモが頭を過ぎりました。
直近の男子寮には日本語学科の韋彤さんが住んでいます。
携帯メッセージで、さり気なく「何かあったの?騒がしいけど。」と送ると、
「足球(サッカー)で中国が勝ったらしくて、
みんな興奮してお祝いしているそうです」
と返事がありました。
ワールドカップ予選の中国―韓国戦のことらしいです。
(はあ~、トラウマだわ💦)
中国では自国のサッカーの実力がまだまだだという認識があり、
「恐韓症」という言葉があるほど、韓国には勝てませんでした。
今回は中国のホ-ム=グラウンドでバックに万人もの声援があったからか、
1-0で勝ったのですって。
学生たち、よっぽど嬉しかったんでしょうけど、
私にしてみればたかがゲームに、
なぜ国の存亡がかかっているような気持ちの入れ方をしてしまうのか、
なんかヤな感じです。
救いは日本語学科の韋彤さんが、
「サッカーに勝ったらしい」
「嬉しくてお祝いしているそうです」
と、伝聞の「らしい・そうだ」を使っていることです。
つまり、韋彤さんは気にしていなかったのです。
何せ、彼は初音ミクちゃん一辺倒ですからね~。