毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「米軍機の窓落下後、運動場は使えないまま3学期始業式」No.2163

2018-01-11 23:25:20 | 我が心の沖縄

フェイスブック友達の沖縄県のSさんは

毎日、毎日、沖縄タイムスの記事の切抜きを載せています。

沖縄で何が起きているかを、少しでも多くの人たちに知ってほしいからです。

一昨日9日は3学期の始業式だったそうですが、

その日朝、読谷村のホテル日航アリビラ近くに不時着した戦闘用ヘリが

普天間基地に向けて勝手に飛び立ち、基地に戻りました。

そして、午後からはいっせいに全機種(不時着機も含む)が訓練を再開し、

我が物顔で飛び回っていたそうです。

アメリカ国防長官の謝罪は本当に口先だけ言ってごまかしただけなのですね。

10日の沖縄タイムスの記事を抜粋します。

「米軍や日本に私たちの声は届かない」・・・

沖縄を犠牲にして安穏と暮らす本土の私たちに、この言葉は

痛くないわけがない。

沖縄のことは他人事だとは思えない。

そんな本土の人たちが増えて欲しいという願いを

心で受け止めましょう。

私たち本土に暮らす者の義務です。

ーーーヘリ縦横わが物顔 国しっかり抗議して  

「本当、腹が立つ。」

午後1時半ごろ、市上大謝名公民館前で移動式パン屋を開く

牧志賢次さん(43)は呟いた。

オスプレイが鈍い音を響かせて上空を通過したためだ。

「部品が落ちないかいつも心配だよ。」

牧志さんの息子(6)は昨年12月13日、米軍ヘリの窓が落ちた

普天間第二小学校敷地内にある幼稚園に通う。

「校庭に窓が落ちても、不時着を繰り返しても、米軍機はいつも通り飛ぶ。」

そう話す間にも、再びオスプレイが頭上を通過した。

「もう、何を言えば状況が変わるのか分からない。

国が米国にしっかり抗議しないからだ。」

と語気を強めた。「ヘリ飛ぶな!」

普天間第二小学校の体育館から男児のこんな叫び声が聞こえてきたのは

午後4時ごろ。米軍ヘリが付近を旋回していた。

同小はこの日が3学期に始業式で、授業後に一部の児童が体育館で運動をしていた。

落下事故以降、運動場は使用中止のままだ。

「子どもたちは不満が溜まっているようです。外で身体を動かせないから

当たり前ですよね。」近くで駄菓子屋を営む小濱久師さん(44)は慮る。

一年前に開店し、今では児童のたまり場だ。

「子どもの安全が脅かされる事故はあり得ない。ただ、出て行けといって

簡単に基地が無くなるわけではないし・・・」と吐露する。

夜間訓練も住民を悩ませる。

県と市の騒音測定では、読谷に不時着後の8日午後10時以降も、騒音が測定された。

「怖い」「音がうるさい」など、市に寄せられた苦情は6件。

18歳から市内に住む女性(72)は諦め顔で言った。

「日常茶飯事。普天間はなくなると言われてずっと待ってきた。

はっきりしたのは、米軍や日本に私たちの声は届かないということね。」

    

 

  

 

    

 

コメント (2)
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