毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「阿波根昌鴻さんから学んだ節約の技」No.3961

2020-09-03 09:00:52 | 反戦平和

阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さんと言えば、

沖縄人ならずとも日本人なら

誰でも知っていなければならないほどの人物です。

伊江島に「わび合いの里」という平和のための資料館がありますが、

その入り口の壁には阿波根さんが残した戒めがあります。

戦後すぐの米軍占領下の沖縄の民にとって、

人間の尊厳を失わないでいることが

どれほど難しいことであったかは

『命どう宝』という本で知る事ができます。

それでも、諦めずに

何度も何度も陳情に出かけた沖縄の人々の心に刻まれた

阿波根さんの陳情規定は

正義を尊ぶ人間の心の美しさをも示しています。

 

伊江島のヌチドウ宝記念館を訪問したときに

阿波根さんの養女である謝花悦子さん(この方も凄い人です)から

阿波根さんの偉業の数々をお聞きしましたが、

関西の自宅に戻って以降、ずっとしていることがあります。

阿波根さんの真似です。

それは、これです。

阿波根さんは極貧の中で米軍の非道さを証拠に残すために

カメラを買いました。

そのお金の捻出は寄附と徹底した節約です。

その一つが、使い切った練り歯磨きを切って

残りを完全に使うということです。

私もこれならできると思い、実践しています。

結構残っているもんですよ。

阿波根さんは捨てられた歯磨き粉を拾ってきていたそうですが、

まだ私はそこまではできていません。

今後の課題です。

 

コメント (4)
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