昨年10月、10%に増税された消費税の影響は
景気動向指数の3ヶ月連続下落(東日本大震災以来初めて)、
スーパー・百貨店の売上高の2ヶ月連続大幅減少など、
すでに惨憺たる結果が次々に現れています。
下は7年前、経済学者藤井聡さんが、参議院の予算委員会公聴会で
自らの学者声明を賭し、消費税減税の必要性を訴えた際の冒頭の言葉です。
この藤井教授は元内閣官房参与で、
「保守」論客にグループ分けされていた方です。
私はもう、保守だの革新だの、分けるのは無意味だとつくづく思います。
「消費税増税による緊縮財政はデフレを悪化させ、
財政を悪化させ、
倒産と失業者を増やし、
自殺者数を増やし、
挙げくに、被災地復興の妨げになるということは、
些細な者で恐縮ではございますが、
私の学者生命の全てを賭して断定いたしますが、
明々白々なのであります。」
(2012年3月22日参議院予算委員会公聴会での発言)
にも拘らず、消費税は2014年4月に8%に、
2019年10月には10%に増税されました。
そして、結果はこのザマです。
お正月でちょっと時間がある今、消費税について
藤井聡さんの解説や「そもそも総研」やらで復習してみました。
内容もさることながら、藤井先生の関西弁がたいへん味わい深いです。
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【藤井聡は】10%になったよ消費税!増税の影響は?結果を見てみよう【やっぱり激おこ】
藤井聡さんの乾坤一擲のこちらの講演もぜひ!
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「7年前の藤井聡 消費税増税を食い止めようと学者生命を懸けて臨んだ参議院公聴会」https://www.youtube.com/watch?v=7oV7rgqHmRw
欲しいものもスルーしています。
我が家では年1回、大盤振る舞いで、年越しそばに大エビの天ぷらをつけていたのですが、今回はそれも控えました。
この先、介護費用の値上げも言われていますので、元気で居なくては!と思いますが、高齢者は生きていてはいけない世になりそうです。
7日には冬期休暇で帰国しますが、今から心配でたまりません。特に今回の帰国では、引越しが待っています。どんだけお金がかかるやら・・・・・・。働くと言ったって、年配者を雇ってくれるところもないでしょう。街の道路や公園の掃除でよくお見かけする仲間たちは、ボランティアですかね?それとも少しでも収入があるのかしら。
私も今年の夏は日本に引き揚げる予定ですので、今から仕事探ししないと・・・・・・。でも、働けなくなったら、その時は麻生財務大臣の言葉「お前、いつまで生きるつもりなんだよ!」の趣旨に従い、『楢山節考』を実践するしかないのですね、今の日本では。
20年以上に及ぶデフレもどこ吹く風と税金を私物化して愛人だー、桜だー、ゴルフだー、と腐れカボチャどもは変わらず浮かれ、街には累々と屍が横たわる・・・・・・。そんな情景が頭に浮かぶウツクシイ日本の数年後です。
イヤですね