昨日、麻生財務大臣が
「コロナ対策支給は現金じゃなくて商品券で」
と言い出した時、
(どこの店が安いか、近所のスーパーをはしごして
10円でも安い品物を選んで買う者が
デパートの商品券もらって嬉しいかっての)
と非常に腹立たしく思いました。
落ち込みの激しいデパート業界が政府に陳情したんだそうです。
そして、今日は和牛商品券ですよ……。
和牛肉一枚を千円分として換算し、
肉と他の商品を交換できるなら話は別って言っても、
それ、できないでしょ。
肉をお札代わりに支払ったら、レジ係が困惑するし……
この世界には、民の命と生活を第一に考える国々も現に存在するのに、
なんで日本の政権与党=自民党は特定事業の金儲けを第一にするのか。
(庶民は毎日、高級和牛肉が食べられるから幸せだ)
とでも思っているんですかね。
こういうのを国民蔑視と言わず何と言う?
選挙で自民党に投票した人たち、
または、投票を棄権してその結果、
組織票有利の自民党が政権を取ることに加担してしまった人たち、
批判票を積極的に投じなければ、
政治はここまで腐敗することがお分かりになったでしょうか。
それとも、(野菜も日用品も買えなくても和牛が食べられたら
まあ、いいかな)と思いますか……。
異邦人さん@Narodovlastiye
のツイッターの呟き:
英国政府「家から出ないで下さい。ただし、労働者には十分に補償します」
安倍政権「和牛商品券」
生まれてくる国を選ぶ権利が欲しい。
[新型コロナ] 和牛消費へ商品券 経済対策自民が検討
3/25(水) 7:08配信 日本農業新聞
自民党が検討している新型コロナウイルスの感染拡大に伴う農業分野の経済対策の骨格が24日、判明した。和牛などの需要を喚起するため、購入を促す商品券を発行。
肉用牛肥育経営安定交付金制度(牛マルキン)の負担金免除、花きの次期作支援、人手不足解消に向けたスマート農業の推進などを盛り込む方向だ。
党農林幹部での調整を経て、農林部会が26日にも取りまとめる。その後、同党全体で対策を集約し、政府に提言する。これを見据え、安倍晋三首相は27日に予定される2020年度予算案成立後、経済対策の財源となる補正予算案の編成をただちに指示する見通しだ。
インバウンド(訪日外国人)の減少や外食の自粛で、和牛の需要は激減。牛肉など品目を限った商品券で効果的に消費を促したい考えだ。ただ、党内には他の分野でも商品券の発行を求める意見があり、調整が難航する可能性もある。
牛マルキンの負担金免除は、肉牛農家の資金繰りを支援するもの。卒業式などの中止で需要が激減した花きは、次期作の支援、公共施設を活用したPRなども進める。
出入国規制で外国人技能実習生の受け入れの見通しが立たない問題については、スマート農業の推進、JAによる人員派遣などの支援策を盛り込む方針だ。
中国産のタマネギなど加工・業務用野菜の輸入減少を受け、国産への転換も推進する。皮むきなどの一次加工や花きのコールドチェーンといった生産・流通・加工の体制を整備。この他、需要が減った農畜産物の販促活動や在庫増に備えた対策なども盛り込む方針だ。
日本農業新聞https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00010001-agrinews-bus_all
我が家は豚肉か鶏肉だけ食べていますから、和牛なんてアレルギーを起こします。
福沢諭吉さんの紙幣には、何らアレルギーはありません。
和牛肉、魚、メロン……。
自分の選挙の支持基盤への利益誘導なのが見え見えですよね。目先の自分のことしか考えない今の日本人を内田樹さんは「サル状態」と呼んでいます。残念ですが確かにそうですね。