毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「大阪暮らしは楽じゃない・・・」No.2172

2018-01-23 13:32:54 | 日本事情

 

日本の人々は、まだ「日本は外国に比べて進んでいて暮らし易い」

と信じている人も多いようです。

しかし、半年毎に中国地方都市と大阪を移動する私の目から見える

日本(大阪)の暮らしは中国の地方都市に比べて、

決して進んでもいないし、暮らしやすくもないことがあります。

 

進んでいない代表は、無料wifiの極端に少ないことです。

3日前、憲法の勉強会に出かける直前、

滅多になく我がマンションのインターネットサービスに

不具合が生じました。

集会会場も何にもメモしていなかったので

記憶に残っているのは「会場は江坂」ということだけです。

私はフェイスブックで詳細を確かめるためノートパソコンを持って

江坂に近い最寄の新大阪駅に向けて歩き始めました。

ファミレスとか喫茶店には

無料wifiサービスがあるに決まっていると信じ切って。

ところが、行けども行けどもそんな表示の店はありません。

途中ロイヤルホストがあったのでヤレうれしと飛び込んで、

NO!と言われたとき、

私がどれほど驚いたか分かっていただけるでしょうか。

結局、新大阪駅の隣りのスターバックスで

ショートラッテを注文し、

一息ついてようやく集会の場所を確認できました。

大阪の人たちはスマホでネットを使うとき

個人でAUとかdocomoとかの携帯会社と有料契約しているのですね。

中国ではここ5年ぐらいの間に

無料wifiサービスが全国津々浦々まで普及したので

いちいち個人で有料契約しなくても

WIFI表示のある店を探して飛び込めばインターネットに繋がります。

町の小さい食堂でもスーパーでも、どこでも使えるのです。

7年半前は学生が冬休みで農村に戻ったら最後、

次の学期が始まるまで連絡のしようがありませんでした。

しかし、今そんなネットワークサービスがない農村はありません。

 

息子に聞くと東京にはいたるところに無料wifiがあるそうですが、

ここ大阪の普及率は東京の10分の1のレベルだと。

閑散とした街並みを新大阪駅方向に

重いノートパソコンを持って歩きながら、

(大阪ならどこでもフリーwifiが使えるに決まっている)

と思い込んでいた自分がどうしてこんな勘違いをしたのか

何度も首をひねりました。

何を指して「進んでいる」と言うか異論があるとは思いますが、

一箇所に定住していない私にとって無料wifiは必需品なのです

 

暮らし易くない代表は、

野菜の値段が信じられないほど高いことです。

菏澤で巨大な白菜1個は5元ぐらい、日本円で80~90円です。

近所のマルハチ(スーパー)は4分の1個が約100円です・・・・・・。

下のトマトなんか「お買い得品」でこの値段です。

菏澤ではこの4~5分の1の値段です。

野菜をたくさん食べることが健康に良いとはみんな知っていても、

こんな高い野菜を買うのは二の足踏みませんか。

これでは日本民族は早晩滅びるのではないでしょうか。

日本に住む少数のお金持ちにとっては問題ないでしょう。

しかし・・・・・・。

 

「花ぞ昔の香に匂いける」

変わらず無料で楽しめるのは草木の花ばかりなり・・・・・・。


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1 コメント

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野菜 (こきおばさん)
2018-01-24 06:56:11
そうですこの冬は野菜・特に葉物は高騰しています。
ですから根菜類・豆類・もやし・などでしのいでいますが、大根もいつもの年なら売られていないような小さい物でも200円もします。おでんがおいしい季節なのに。

直売所なら少しは安いだろうと行きましたら、白菜580円のそばに、例年なら捨てられているようなクズが袋に入れられて70円で売られていました。
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