「GO TOトラベル」キャンペーン。
またの名を「現代のインパール作戦」。
現在、東京都を中心に大阪、兵庫など感染再拡大が著しく、
東京では以前の東京アラートの10倍の数値にまで
跳ね上がっていますが、
政府は、昨日、この期に及んでもまだ東京だけ除外して、
他の道府県で「GO TO」を実施すると言っています。
しかし、
昨日16日、参議院で東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の
児玉龍彦さんが、今の東京を中心にした日本の状態を
「今、東京はクラスターという小規模のものではなく、
エピセンター(感染集積地)化しているという
非常に危機的状況にあり、
今週の措置は、8月に100倍の成果をもたらすが、
逆に、このまま放置すれば、
8月には感染が100倍に跳ね上がる可能性が大である。
今は各省が個別に対応して仕切れる段階ではない。
国会が総力を挙げて、感染拡大を阻止しなければならない」と
述べたことは、大変な警告です。
つまり、今、日本では
まず感染症対策が最優先されるべきだ
ということです。
参議院の討論の動画、必見の価値があります。
↓ ↓ ↓
児玉龍彦名誉教授 参議院 予算委員会 2020年7月16日
予想することも出来ず予測すら立てられず、そんな政府のお祭り騒ぎに乗ったおバカな国民は普通よりも高額な旅行を計画し予約をするも、東京発着は禁止で、やむなくキャンセルしたとか。
笑えました、あまりに自分勝手な人がいることに。
代金の半額が出るから、通常の倍のリッチな旅行を計画したのでしょう。自分さえよければのこの貧しい精神。
こんな人がどのくらいいるかわかりませんが、おそらく経済的にも時間的にも余裕のある人なのでしょう。
もっとまともなお金の使い方を考えろと怒鳴りたくなります。