とてつもない巨大台風が来ると事前に報道されていたので
ある会社の社員は
「明日台風なのでお休みさせていただきます」と
社長に連絡しました。
すると社長は・・・・・・
会話の内容から逸れますが、
「会社来たら殺すまであるよ」
「休まなかったら殺すまである」
という言葉遣いには非常に引っかかります。
よく以前、中国人キャラを表す言葉遣いとして
「ワタシ、明日行くあるよ」、「この人、王さんあるよ」のように
「ある」を使うやり方があったのです。
「殺すある」という言葉は中国人の犯罪者を想起させませんか。
わたしだけ?
ま、それは横に置いといて、
「命と会社とどっちがだいじか」
「休み飽きたら教えて(出勤して)」
という温かい気遣いを社員に示すこの経営者のような考えが
日本の経営者の多数派を占めるようになったら
日本もいい社会になるのに、と思わずにはいられません。
留学生がコンビニのバイト先に
「台風なので休みたいんですけど」と言うと、
「え~?いいけど、みんな来るよ」とか
「何言ってんの?通常営業だよ」
と返されたということも聞きます。
労働契約上、こうした台風の場合、
経営者にはバイトの子の申し出を拒否する権利はないそうですよ。
そうじゃないから皆、命がけで出勤するんですもの。
今回の運休はよかったと思います。
きっと毎年大きな台風が襲来するようになるのでしょうね。被害の報道を見るたびに、地球に罰せられていると思います。グレタ・トゥーンベリさんの言葉に耳を傾けないと!
「地球温暖化説」は原発を推進するための政治的策動だと主張する人もいて、学説も統一されていないらしく私には判断できませんが、少なくとも、災害に頻繁に見舞われる日本では、それに見合った対応策を講じるのが政府の務めだし、社会の良識だと思います。
以前、維新の松井大阪市長がれいわ新選組の2議員に参議院から補助金を出すことについて、「大阪の視覚障害者の職員は命がけで(自己責任で)出勤していた。だから2議員も自分の給料で(自己責任で)介護人を雇え」と言っていたのが、この台風時に「平常通り出勤せよ」と言った経営者と重なります。命の安全を保障しもしないで、命がけで出勤する職員を褒めちぎる維新の松井のセンスは、私から見たら相当時代錯誤に思えるのですが他の大阪人は悲しいかな、そうでもないみたいです。
愚鈍な社会が悪い政治を作り、悪い政治が社会を腐敗させる。・・・・・・悪循環ですね。