昨年11月、「キャッシュカードを他人に貸した罪」に問われて逮捕され、
3ヶ月以上勾留されるという
信じられない事態になっていた人民新聞編集長の山田さんですが、
昨夕16日の「山田さんを返せ」尼崎集会に出かけたところ、
何と前日に釈放されていて集会にはご本人が登壇され、
獄中報告会になってしまいました~!!
いやもう、どんなに嬉しかったか!
キャッシュカードを他人に貸すという行為は銀行に対する詐欺になるそうですが、
専門家の法的規範でもこの「超微罪」で逮捕することなど普通考えられないそうです。
「人民新聞」は名前からも想像できるでしょうが、
体制の権力者、即ち安倍政権に対して非常に厳しい批判をしてきた新聞です。
私が中国江西省の前任校で働いていた時、
中国の学生たちはどんなことを考えているのか、
編集長自らが取材に訪れて、記事にしてもくれたことがあります。
(関連ブログ記事・・・No.880~No.882)
読者はそんなに多くないものの全国にいるので一応全国紙です。
私は、沖縄平和センターの山城博治さんの微罪で5ヶ月以上の勾留、
そして、籠池夫妻の現在半年以上に及ぶ勾留と、
山田編集長の3ヶ月以上の勾留を重ねてみています。
政権に都合の悪いことを言ったり、したりする者は
相当する理由がなくても難癖つけて逮捕勾留することが当たり前になっては
日本は大昔の闇国家になってしまいます。
「無理が通れば道理が引っ込む」という諺がぴったりの日本に何か魅力ありますか?
「ニッポンすてき」「日本は世界一」って自画自賛して誤魔化す人もいますが、
どこ見てゆうてんねん。
ということで、昨夜は息子(中学校の時、よく近所に住んでいた山田さんの家に押しかけて、
熱帯魚を見せてもらっていた)と一緒に出かけました。
今は三十歳を越えた息子ですが、
「山田さんやったら、どんなことでも応援するわ!」
と、初めてこうした集会に参加した息子の心意気に
改めて(いい子に育ったなあ)とほろり。
しかし、口では
「汚れた靴下は洗濯籠に入れなさい。食べた皿は流しに。ガミガミ」
と変わらぬ態度を堅持するワタシです。
↑昨夜息子が撮った山田さんの写真です。
尼崎の小田地区会館ホールほぼ一杯の120人が駆けつけました。
若い頃からずっと尼崎に住んで、地域の人たちとともに歩んできた山田さんならではです。
全国に議員の「カラ出張問題」を考えさせた尼崎の市民運動でも重要な役割を果たしたことを
喫茶店「どるめん」のマスター、キムソンイルさんが保存していた動画や写真で紹介してくださり、
座席の人たちは
「山田さんも、みんなも若いなあ~」と映像の姿に和やかムードでした。
30年前、山田さんはまだ20代だったんです。
「浪速の歌う巨人」趙博さんもギターで登壇し、
「わてら陽気な非国民」「ABE IS OVER」を披露してくださいました。
さて、今から数日沖縄に行ってきます。ああ、いそがし。
今晩は沖縄読谷村からお届けしますね~
道中お気をつけて!
沖縄からの発信をお待ちしております。
日本では釈放されたり、所在が確認出来るが彼の国では所在の確認も出来ないようです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180216-00010007-newsweek-int
座間市連続殺人犯の白井氏と同じレベルの殺人鬼を支援しているとなると、単なる犯罪収益移転防止法の潜脱行為による違反だけではすみません。そこはちゃんと確認しないと。。