毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

私の北海道

2025-03-06 13:33:32 | 反戦平和

☝数日前、兄がラインに載せた斜里のオホーツク海流氷の写真です。

自分がこんなところで生まれ育ったのは本当にラッキーでした。

 

北海道の人たちが「お前だけの北海道じゃねえよ」と言いたくなる

自己中なタイトルですが、

私の日本への愛着は、

私を生み育んでくれた北海道の大地への憧憬が土台ですから

どうか大目に見てください。

外国で「私は日本人です」と言わざるを得ないとき、

相手が知っていようといまいと

そのあとに必ず「北海道で生まれました。北海道人です」と続けたものです。

 

石を持て追わるるごとく故郷を離れた石川啄木は

26歳で夭逝するまで、故郷盛岡をどう感じていたのでしょうか。

啄木は今で言えば発達障害だったのではないかと思いますが、

その凸凹の才能のうち他に追随を許さぬ光を放つ短歌の言葉に

(ああ、今の時代に生きていたら何とかなっただろうか、

それとも、もっと酷い目に遭っただろうか)と哀惜の念が湧きます。

もし、彼が故郷に戻れば、少なくとも故郷の大地だけは、

さりげなく彼を空気のように包み込んだのではないかと思えるのです。

人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける・・・紀貫之

 

私は高校を卒業後、進学のために京都に移住して以来、 

時折帰省していたものの住所はずっと関西で、

今となっては故郷に終の棲家を持つ夢も叶うとは思えなくなってきました。

(いや、まだ可能性0じゃないけど)

今の私の北海道びいきは、もっぱら買い物で発揮されています。

 

少々高くても味噌は北海道みそ、牛乳はサロベツ原野の牛の乳、

玉葱は近くの淡路島産より道東北見産を選び、

片栗粉も小豆も昆布も北海道産と書いてあったら、迷わずそれを選びます。

その延長上に「国産品を買う」という信念があります。

特にパレスチナを虐める

アメリカ、イスラエル、フランス、ドイツのものは買いません。

アメリカに同調するカナダの大豆で作った納豆も避けていたのですが、

最近トルドー首相がトランプとの関税戦争に立ち上がったのを見て、

ちょっとだけ購入規制を緩めています(笑)。

トランプが平和主義者だと言う人は多いですが、

強者が弱者を叩きのめして、ぐうの音も出ないように服従させる状態を

平和だとは私は認めることができません。

確かに停戦は最重要ですが、そのテーブルに着く際、

一方をひれ伏させ、

「ええな、お前には自分の条件を言う権利ないんだぞ」

と叩きのめして得られた停戦は、

19世紀の帝国主義が弱小国に強いてきた方法そのままで、

そんな力づくのむりくり停戦で安定的な平和が実現するわけありません。

バイデンやハリスが表面を取り繕いながら為してきたことを

トランプはむき出しに正直にやっているだけなのですが……。 

ま、とにかくアメリカのものはず~~~ったい買わんわ。

 

上左はとうふつ湖の傍にある小清水町の北路窯(ほくじがま)の大皿、

右は斜里窯のカップ&ソーサーです。

この大皿には焼きそばでも野菜炒めでも、何を入れてもよく似合います。

15年以上前に斜里に帰省した時、近隣を巡って買ったもので、

作陶している人は、実は高校時代の同級生です。

 

最後に、突然ですがオホーツク産品のご購入案内です(笑)。

①オホーツク管内産豚肉100%使用のウインナーソーセージ

(合成保存料・合成着色料未使用)

②天然羅臼えなが昆布

ネット販売もしているので、もしよければお買い求めください。

販売:斜里町B型作業所「ひどり窓共同作業所」(実は兄がやっています)

下の「ナイスハートネット北海道」のページで

地域で探す→オホーツク総合振興局・斜里町と進むと

「ひどり窓共同作業所」が出てくるのでそこをクリックしてください。

 ⤵  ⤵  ⤵

http://nice-heart-net.jp/member/?id=359

 

〈ふろく〉

 

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