毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「満を持して外に:梅田丸善ジュンク堂まで」No.2139

2018-07-19 23:43:07 | 日本事情

(十三駅前)

この暑さがいつまで続くか分からないのに、

のんびり座して涼しくなるのを待つわけにも行くまいと外出を決意しました。

菏澤学院の学生達へのお土産本を買いに、

はるばる梅田まで行くのです。

 

梅田は我が家から東にあるので、

ついでに東方面にある用事を片付けようと、

途中にある十三の銀行(東南に位置する)に立ち寄り、

半年分の水光熱費の振込みをしました。

息子が居候中に大量の風呂水を使ったので、かなり残金が減っていました。

もう一つ、十三の東北方面には区役所があり、

そこにパスポート更新用紙をもらいに行かないといけないのですが、

37℃の炎天下であり、「二兎を追うもの一兎を得ず」と自身を戒め、

阪急電車で梅田に向かいました。

なに、10分足らずで着くんですけどね。

阪急梅田駅の一階には、

「紀伊国屋書店」という大阪では老舗の大きい本屋があるのですが、

5年ほど前、この本屋があの百田直樹のサイン会をするという

非常に愚かなことをして以来、

私はここで一冊も本を買った事がありません(たまに涼むために入るけど)。

ジュンク堂は、もちろんエアコンも効いているし、

座って本が読めるように椅子も用意してくれてあるので

何時間いてもいいのですが、

如何せん、木の椅子はお尻が痛くてそう長時間は座っていられないのです。

今度行く時は座布団を持っていかないと・・・と反省しました。

中国の学生達が読む日本の作家は今、

村上春樹から東野圭吾へとシフトしつつあります。

私がいくらさりげなく他の本を横に並べても、

中国で超有名なこの二人の作家以外の本に眼を向ける学生は

ごく、ごく少数です(涙)。

東野圭吾を間違えて「北野圭子」と言った学生がいましたが、

私はピンと来ましたよ(笑)。

今まで菏澤学院には『百夜行』『秘密』しか持って行ってなかったので、

補充です。何が面白いのか予備知識がないので適当に。

自分のためにも買いました。

『家守綺譚』は以前買ったのを友達にあげたので、二冊目です。

中村文則は何年も前に大江健三郎賞を受賞した『掏摸』(すり)、

今頃読むのですが、楽しみです。

重いので一回ではこれくらいにして、また行かないと

今度はきっと座布団を持って。

 

 

 


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