キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

映画 『密約』

2010-05-19 06:03:17 | Weblog
5月15日(日)に 映画 『密約』 を観ました。

場所は、ちょっと家から遠くて 『十三』 まで行きました。

以前 『精神』 や 『黄金花』 を観た第七藝術劇場まで

足を運びました。







(この十三の商店街から少し行ったところに第七藝術劇場

 があります)






家から3分のところの 『アリオ 鳳』 に 『東宝シネマ』

があるのですが、残念ながら そこでは上映されていません。

私はシニアなので、1000円で入場できるのですが、

交通費が往復で1200円かかちゃいます。

何となくイヤな感じ!! 







(記念に買い求めたパンフレット)







でも、でも なかなか見ごたえのある映画でしたねぇ~。

『国民の知る権利か?』 OR 『国家機密か?』 と

現在、問題になっていますが。

今この時期に上映されています。







(北村和夫さんが主役でしょうか)






沖縄返還からもうすぐ40年経ちます。

しかし、普天間基地の移転先をめぐり、いまだに混迷が続

いていますが。

返還時、その費用がうやむやにされてきた事実があります。






『密約』とは、沖縄返還交渉に関わるもので、

返還される米軍基地原状回復に関する費用400万ドルを

日本が肩代わりするが、あたかも米国が支払ったかのように

するということです。








(大空真弓さんが作家澤井さんのキャストで 。1978年に
 
 千野皓司監督でテレビ朝日が開局20周年記念番組として

 製作した力作です。)





日本政府は、国民に事実を告げなかっただけでなく、その事実を

報道しようとした新聞記者と外務省事務官を国家公務員法違反で

裁きました・・・ というストーリーでした。






記者は、最終的には最高裁で『秘密を洩らすようそそのかせた』罪で

有罪が確定しました。

日米間の密約をめぐる政治責任が『情を通じ・・・。』の起訴状で

男女の問題にすりかえられ、政府は『密約などはない。』とシラを切り

とおしてきたのです。







(蓮見さんのキャストは、吉行和子さんが好演)





真実を報道しようとした新聞記者は、記者生命を絶たれ、取材に協力した

女性事務官は職を失い、家庭は崩壊しました。








(中田=政府側の弁護士は。稲葉義男さんが)





直近の 『密約』 に関しての情報をネットで調べると

~~~

2010年3月9日 - 「密約」問題に関する有識者委員会、

原状回復費の肩代わりほか4つの密約について岡田外相に報告書提出。

原状回復費の肩代わりの合意及び出費について、文書化は

されていないものの、日本側からの3億2000万ドルのうち、

400万ドルについて原状回復費に手当てするなどについて

日本側の認識があったとして「広義の密約」にあたるとした。


~~~   となっていました。






『西山太吉記者』や『蓮見喜久子さん』についても

ネットでは、色々な情報が得られました。

西山記者は、国を相手に今も戦い続けておられるようです。

真実に目を背けないで、真正面から立ち向かうって

とっても大切なことなんだなぁ~。と感銘を受けました。



コメント
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