7月26日は古代遺跡エフェスを巡ってから、パムッカレに到着です。
27日はパムッカレの石灰棚を楽しみにしていました。
パムッカレとは、トルコ語で 『綿の城』 を意味します。
長い年月を経て凝結した温泉の石灰分が、まさに綿の城のような
石灰棚の景観を生み出しています。
(石灰棚から町を見下ろしています。)
(何とも不思議な世界です。)
(白い世界が続きます。)
聖なる古代都市ひえら7ポリス観光の起点となる町でもあります。
(石灰棚を歩く前は、靴を履いていますが・・・。)
石灰棚のどこまでも真っ白な世界は、自然が生んだ不思議な風景です。
(人物が大き過ぎますよねぇ~。もうちょっと上手に撮って
ほしかったなぁ~。大事なバックが霞んでいまーす!)
パムッカレの街を見下ろす丘の斜面に、真っ白な不思議な空間が
広がります。
これは地域の温泉水に含まれる炭酸カルシウム分が水中の酸素と
結合して沈殿し、長い年月を経て凝結し形成されたものです。
(石灰棚の保護のためにも素足で歩きます。だんだん痛みも激しくなって
白い部分の面積が狭くなっているようです。)
石灰棚は長さ約3㎞、厚さ300m、麓の平地から100mほどの高さに
形成されています。
この空間を巡る時は、石灰棚を肌で感じるために
そして、石灰棚を痛めないためにも靴は脱いで、素足で歩くようになっています。
(夕日を浴びると、きれいだろうなぁ~。と思って歩みを進めました。)
足裏はちょっとヌルヌルしていますが、真っ白でとってもいい気持ちでした。
日本では見られない景観でしたねぇ~。
朝日を浴びると青白く、夕日を浴びると赤みを帯びるその姿は
美しいの一言につきるとか。
その後、古代都市 『ヒエラポリス』 に。
(柱が転がるのみとなったアポロン神殿)
(ヒエラポリス博物館)
(整備が続いています。掘っていくと、もっと遺跡が現れるとか・・・。)
エフェスとよく似た印象を持ちました。
ヒエラポリスは、紀元前2世紀頃、ベルガモン王国のエウメネス2世が
支配するようになってからヒエラポリスと呼ばれています。
(ヒエラポリス博物館の向こうにも遺跡が見えています。)
良質の温泉に治療効果があると信じる人たちが集まり、都市が建設されたと
考えられています。
その後、地震で町が崩壊したこともありましたが、皇帝ネロの時代に急速に
再建され、人口10万人を越える典型的なローマ地方都市として復活。
ビザンチン帝国時代も繁栄を続けました。
(ホテルのプールの上の方にも、石灰棚に似た下がヌルヌルした温泉があります。)
(温泉がわき出ています。水着を着て入りましたが、
ちょっとぬるめでした。)
ホテルでは 温泉に入った後、プールで泳ぎました。
ちょっと疲れたけれど、楽しい一日の終了!!