キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

美智子さまという奇跡

2019-03-27 10:33:13 | Weblog
新聞の書物の紹介欄の

「美智子さまという奇跡」 という題名にひかれ、

いつものように西図書館で予約をして読むことに。




しばらく前によみ終わっていたのですが、読了した感想を

どう文章表現すればよいものやら。










(美智子さまという完璧さを求める時代は、終わったかも。)






私は、皇室ファンでも何でもないのですが、

美智子さまは、聡明でお美しい。それに社長令嬢でもあり

努力家でもあります。








(いつも仲良く、いたわり合って理想の夫婦像でした。)






戦後の皇室を救った『奇跡』 であると著者は書いています。




なるほどなぁ~。その通りかも知れないと思って・・・。







しかし、私の心に強く残ったのは、この部分です。

それは、雅子妃に関するページでした。



岩井氏は、

~御料牧場などでの静養中、皇太子が先に帰京された夜など、

 雅子妃は一人、小高い丘まで出て行かれることがあるそうです。

 そして真っ暗な闇のなかから、街の灯りを黙って眺めておられるという

 お淋しいんだろうなあ、ほんとに閉塞感があるんだろうなあと思います。

と語っている。「文藝春秋」三月号 ~






ここを読んだ時は、泣けましたねぇ~。









(雅子さま、無理をなさらないで。)






何とも言えない孤独感、八方塞がりで出口の見えない現状。

もっと外交官として活躍されたかったろうに、もっと御自分自身を生きたかったろうに。

今に適応できないけれど、その立場から離れることもできず。

私は、雅子妃は、皇室株式会社(著者がこう表現)の犠牲者だと思いますねぇ~。





ママ友とランチすれば、公務を欠席して、とメディアに叩かれ、

乗馬はできるのに、海外からの要人をもてなすことは、できないのか?

と重箱の隅をつつくような姑息な批判をされ・・・。









(拝謁式後の皇居の春秋の間での記念写真がでてきて。この時、天皇陛下が私の前を通られて。)








雅子妃は、体調が悪いときは、無理をされる必要は全く無いと思います。

我がまま(決してそうと思いませんが。)であっていいと。

それが治療であると考えます。










(象徴という務めをいつも真面目に、誠実に追及されていた陛下、

 お疲れ様でした。)






著者は皇室には、今 日本が抱えている問題が詰まっているとも。

でも、私には、雅子妃を始め、皆様精一杯生きておられるのが、ひしひしと

伝わってきます。(立派なご一家だと。)




雅子妃を静かに、応援していきたいなぁ~。 と思っています。











コメント
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