キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

ハイジャック犯をたずねてを読んで

2022-06-04 10:23:17 | Weblog

5月30日(月)読了。

日本のハイジャック犯をたずねてのドキュメンタリー本だと

思って借りたのですが。

 

しばらく前のヤフーニュースには、重房信子の出所後の

インタビューでの謝罪の言葉が。

 

 

(スリランカの近代は政治的にも宗教的にも混乱が。

 読んでいて国民の悲しみが伝わってくる。)

 

 

 

それを前後するように岡本公三が支援者に付き添われて

久しぶりに公の場に姿を見せた記事も。(レバノンに於いて)

という大物では無くて、その下で活動していた人たちのその後

を辿って、その生き様を紹介しているような・・・。

そんな本だと思ったけど???

(本の題名だけて、色々想像するものですね。)

 

 

 

 

(著者 和田朋之氏)

 

 

さにあらず、

これは、スリランカ出身のセパラというハイジャック犯の

その後の人生をインタビューを交えて語る、というものでした。

(1982年、ハイジャック機の乗客だった商社マンの著者が

 ニューデリーで搭乗。アリタリア航空機でハイジャックにあい、

 機内に一日半監禁後、解放されるという経験から生まれた著作。)

 

 著者は、退職後スリランカまで犯人に2度会いに行きます。

 

 

 

(スリランカはインドの南東の方にあって。)

 

 

 

(スリランカの拡大地図)

 

 

 

動機が息子との面会という単純な理由の

ちょっと変わったハイジャック事件。

 

また、近代スリランカ史に多くのページが費やされていました。

(ここで、投げ出しそうになったけれど・・・。)

 

 

(息子・フリィを抱くセパラ)

 

 

 

一時は、英雄として出身地に迎えられるが、すぐに逮捕されて。

そこから、スリランカという国の歴史や政治闘争

自爆テロについての詳細が語られます。

(内乱では、少数派は自爆テロを最良の手段として活用します。)

 

 

 

(セパラと著者 スリランカにて)

 

 

 

読んでいて、カースト制度のことなどにも触れられていて

そうなんだぁ~、と改めて知ることも多かった。

でも、読み進むのに時間がかかりましたぁ~。



 
 
 
 
 
 
コメント
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