日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ぶらりな休日

2014-05-18 20:26:47 | ふさおまき(オス)日記

何も予定を入れていない休日は、どうして過ごそうかと考えられるのが楽しみです。

昨日から何かのアレルギーなのか、やたらと鼻水が滴り、くしゃみが出るのが鬱陶しいのですが、

熱毒中の「村上水軍の娘」もほぼ終わりに来たので、外へ出かけることにしました。

午前中に、8日連続練習を代々木公園JOGと室内バランスボード体幹トレーニングで済ませると、

京王線に乗って西に向かいました。

 

参道です。どこかというと

幟に目を凝らして頂ければ、それがヒントとなります。

手打ちそばのお店が門前にいくつも並ぶ、深大寺です。

まずは参拝、そして蕎麦を食べに来たわけではなく、お花見です。

神代植物公園。知らなかったのですが、深大寺をはさんで上下にあります。

上下というのは、このあたりが国分寺崖線という切り立った台地の端にあたり、

下側では、不透水層のズレで吹き出した水を集めた湿地の見本園があり、

いずれアヤメかカキツバタ、的な花が木道からのんびり眺めることができました。

 

カルガモが昼寝してるのなんかも見たあと、崖に沿った坂を上っていきます。

台地の上には森、武蔵野というものでしょう。

茂り始めた緑がまだ僅かに光を届けてくれる森は、夏の高原を思い起こさせてくれて

彼女もゴキゲンな足取りです。

軽やかなのは、森の向こうにこんな風景が待っているから。

あの花の季節です。胸いっぱいに呼吸すると、ほら、EVEの香りが感じられます。

各国の愛好家が作り出した、オーキッドとともに繚乱たる世界を繰り広げる

「バラ」の数々が、視界いっぱい、数百メートル四方の庭に並んでいるのです。

思い思いの名前が、バラをみる楽しみの一つ。

赤には「ムーランルージュ」、白には「ウェディングベル」、だとかケネディがどうした、とかいう名前もありました。

 

誘いの色を精一杯放つ花々に当てられて、ちょっと疲れたのかもしれません。

とは言い訳で、お腹がすいた私たちは早めの夕御飯にしました。

京王線の布田駅から深大寺の途中に「神戸屋レストラン」を見つけていました。

私たちが生まれ育った街では知られた、ファミレスの走りといえるかもしれない

このお店は、料理も丹念に作られている上、本業の威力を発揮して

焼きたてベーカリーが次々に運ばれてきます。

ふわふわで溶けそうな食パン「神戸屋スペシャル」に

クルミ、レーズンなどなど、6種類はいただきました。

サラダバイキングも、解凍ものにはない、新鮮な歯ごたえがあります。

すっかり頂きすぎた、ぶらり歩きな一日です。

 


2014年5月17日(土)練習日誌

2014-05-18 08:25:47 | マスターズ陸上(オス)

5月24日(土)に駒沢陸上競技場で開かれる「東京都民体育祭」の一週間前練習、

と備えあれば憂いなしと行きたかったのですが、砂場探しは頓挫しました。

幅跳びに出場するのに、飛ぶ練習をする場所が見つからない・・・

日産スタジアムは使えるとの表示でしたが、午後からの用事に間に合わないし・・

 

ということで、今日もまた織田フィールドで短距離練習にいそしみます。

Sコーチも、旅行に出かけるというのに、ブレザー抱えて指導に当たってくれました。

ほんのり陽気もまたぎ越し、すでに季節は夏近し。Tシャツで走れます。

先日の東京マスターズ記録会での不本意な結果を覆すために、Sコーチがさずけた秘策は!

「体に焼きをいれる」

わかりやすさはさすが教師を職としていた方です。

体が動いているのに記録がついてこないのは、冬練習でつけたパワーをスピードに変える連係が

神経回路にできていないから、それを引き出して記録向上に結びつける、というのが

秘技・体焼きの極意、というところでしょうか。

ジョグと体操にストレッチもそこそこに、コースに入ります。

①加速走120m

 流しくらいの感覚は一本目だけ。とにかく大きく、そして速く。アップシューズで3本。

 スパイクに履き替えると、着地の瞬間に母趾球で地面を捉え、一瞬で蹴り返す足首の動きを意識するよう指示が出て、1本。

 悪くないけど、もう少しスピード感が欲しいと、着地点を数センチ手前にするようさらなる指示がでます。

 そして走ってみると、確かに回転が早くなる、というより、ちゃんと足底の一点で垂直に地面を捉えられるので

 地面反力も強く、当然足の返しも速くなる、というめぐり合わせになります。 その分、筋肉の疲労も激しいのですね。

 

②スタートダッシュ 

 織田ではブロックを貸してもらえませんが、スタイルはクラウチング。

 30mを5本、50mを5本、70mを1本

 30mダッシュでは、低い姿勢のままで、立ち上がることまでは考えないでい走り方。

 50mになると、5歩目くらいからの体の自然な起こしへ繋げる動きを見出します。

 70mでは、中盤以降に加速走で見つけた、回転の速い着地ポイントを逃さないように。

 ダッシュに使うパワーと、ポイントを明確にした練習の集中力で、エネルギーは枯渇、

 最後の70mでは、飛び出し後の数歩を太ももが支えきれずに蛇行してしまう始末となりました。

 そのフォームを見て、短距離練習は終了との指示がでます。

③補強

 本当はもっとスピード練習の本数を重ねる心づもりだったようですが、

 私がアキレス腱の張りを感じたことも考慮して、パワー系に移行です。

 足振り下げ腹筋20+手押し車20mを2セット

 レッグカール 左右10+ハムが弱点の左足を7追加を2セット

 レッグエクステンション 左右10を2セット

 

一日の練習だけで、速い動きへの切り替えができるものでもありませんが、

意識のポイントはわかった気がします。

意識が体に刻み込まれるのは簡単ではない・・・中年から本格的な練習を始めた短距離ランナーの

毎年繰り返される課題です。