つまり決勝には届かず、、、、と、結果から書き始めるとトーンが鈍りますが、自分のパフォーマンスとしては上出来でした。
地響きを立てて助走路を行く選手たちに煽られて、私も強く路面を叩くために、降り下ろしを意識するとともに、腰の回転も入れてひねりこむドリルのイメージで走り出して見ました。
これが折からの追い風も幸いして、踏み切り板までリズミカルに体を運ぶことが出来ました。
ちょっとオーバーしたかと踏み切りの瞬間に躊躇したのが玉に傷ですが、5メートルラインは大きく越えました。
躊躇して何が悪いかと言うと、空中姿勢と着地に神経を回せなくなるということです。体で覚えた動きだけで時に応じた修整無しなので、いつも通りのつんのめり着地となったのでした。
結果!5メートル47センチ。追い風1、6メートル。この2週間で、30センチ回復しました。
力強く走ること、上手く跳ぶより、スピードの負けずに突っ込むこと。
それだけで、体を
遠くまで運ぶことが出来たのです。
まあ、5ー47(いーよな)と、能天気な語呂合わせ気分な跳躍でした。
調子に乗った二回目は、同じような助走をしながら最後の一歩で色気が出て『かがみ』(業界用語で、膝を曲げることです)を入れたら、
バネにはならず、潰れました。四メートル台に落ち。無念。
三回目は、踏切板に足が届かず5メートル27センチ。でも感触はつかみました。
次の試合はまだエントリーしていませんが、もっと脚を太くするような練習をして、強い走りに負けないジャンプ姿勢を作り、久々の
5メートル50越えを目指します。