先週、ミャンマーの大統領、テイン・セイン氏が来日していたようです。日本に国費留学しているミンマー人留学生にお声がかかり、私の先生も、大統領に会いに、ミャンマー大使館に行ったそうです。
「このまえ、○○(政府要人、名前は失念)が来たときも大使館に呼ばれて行って、留学生全員に200ドルくれたんです。今回は大統領だから、500ドルぐらいくれるかと思ったら、たった50ドルでした」
「大統領からのお小遣いなんて、すごいじゃないですか」
「今思うと、○○は次の大統領狙ってるんですよ。だから、留学生にお金配ったんでしょう」
(……)
「でも、留学生も投票できるんですか」
「もちろんです。テイン・セインが当選したときも、投票しましたよ」
「次はアウンサンスーチーさんでしょう」
「いや、今の憲法じゃ無理です」
今の憲法は、配偶者が外国人だと立候補できない、という条項があるんだそうです。
「テイン・セイン大統領が憲法を改正するかもしれませんけどね。もし立候補できれば、アウンサンスーチーに入れます」
タイのインラック首相とか、韓国の朴槿恵大統領とか、女性の国家元首が最近、苦境に陥っていることが思い浮かびました。
「アウンサンスーチーさんは、民主化運動の象徴だけど、国家を運営する力はあるんですか」
「外国の首脳たちに友人が多いですからね。彼女が大統領になれば、外国からの支援が増えると思いますよ」
「なるほど」
今はまだ、ミャンマーから国外への外貨の持ち出し禁止が続いているようですが、こうした規制がなくなり、外国との交流が活発化すれば、ミャンマーもどんどん発展していくでしょう。
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