前回記事で書いた、日清と三養(サムヤン)のカップ焼きそば、気になったので食べ比べてみることに。
日清のものは、スーパーで手に入りました。しかし、三養のものはスーパーにない。
飲み友達の最寄り駅(西武線花小金井)の駅ビルに韓国食材店があることを思い出し、飲む約束をしたとき、ついでに買ってきてもらいました。
食べくらべるなら、同時に食べるほうが違いがわかりやすいだろう、ということで、土曜日のランチに食すことに。
三養のほうは、調理方法もオールハングル(冒頭写真)ですが、私はハングルがわかりますから苦にはならない。
ホッチがお勧めの電子レンジ調理法
必ず‼ 電子レンジで調理してください!
①ふたを完全に開けたあと、
後添え液状ソースと
後添え粉末スープを取り出してください
②熱湯を容器内側の表示線まで注いだ後、電子レンジで2分30秒間(1000W)調理してください。
※電子レンジ調理の後、お湯を捨てないでください。
③調理後、後添え液状ソースと
後添え粉末スープを入れ
よくかき混ぜてお召し上がりください。
ホッチというのは、キャラクター(ニワトリ?)の名前のようです。
「必ず電子レンジで調理してください」?
(ふつう、電子レンジなんて、使わないだろう?)
「ふたを完全に開けたあと」??
(ぜんぶ開けちゃったら、お湯を捨てるとき、困るんじゃない?)
「※電子レンジ調理の後、お湯を捨てないでください」???
(どういうことだ⁉)
何か変だと思いつつ、指示通りにやってみることにしました。
まず、日清のほうに湯を注いだ後、三養のほうにも入れます。
(あれ? 内側の表示線なんてないんですけど)
とりあえず半分ほど湯を注ぎ、電子レンジ(1000W)で2分30秒温めます。
(おいおい、吹きこぼれてるぞ!)
取り出してみると、麺は湯に浸っている状態。
(お湯を捨てちゃいけないんだよな)
そこに別添の液状ソースと粉末スープを投入し、かきまぜます。
(なんか、変なことになっちゃったなあ)
볶음면(ポックムミョン=炒め麺)なのに、炒めた感じはせず、少しスープの少ないラーメンといった感じです。
まず、日清を一口。
「コチュジャンの風味、チーズのまろやかなコクをきかせた」という商品説明のとおり、ピリ辛でチーズ味。まあまあイケます。
次に三養。
(まずい!)
「辛いソースにチーズを加え、まろやかなカルボナーラの味を出した」ということですが、まず、味が薄い。
(何か間違いがあったに違いない)
もう一度、調理方法を見直してみました。
すると…
先ほどの調理方法のいちばん下に、小さな文字で次のような記述がありました。
電子レンジがない場合、熱湯を容器外側上の表示線(一般調理用水位線)まで
注ぎ、4分間調理します。湯を1~2匙残して、こぼし捨て、
後添え液状ソースと後添え粉末スープを入れよくかき混ぜてお召し上がりください。
なんと!
電子レンジがない貧民用に、一般調理の方法が書かれてあったのです。
老眼には小さすぎる文字だったため、読むのを怠っていたのでした。
あらためてカップを見直すと、たしかに、カップの「外側」に水位線があります。内側にも、電子レンジ用の水位線があったのですが、麺にかくれて見えなかった。
私は多すぎる湯を入れ、それを電子レンジにかけて吹きこぼさせ、湯を捨てずにスープ、粉末を入れてかき回して食べていたんですね。味が薄いのも当然でした。
しかし、
(必ず‼ 電子レンジで調理してください!)
という赤字白抜き感嘆符付きの注意書きは何だったんだ!
次女にラインをしました。
「ちっともおいしくなかったよ」(作り方を間違えたからだけど)
「そう? 私、たくさんストックしてるけど」
いっしょに送ってきた画像は…
(あれ? 日本語表示だぞ)
その後、私の住む駅の駅ビルの輸入食材店で、日本語表示の「カルボブルダック炒め麺」を見つけたので、あらためて食べてみました。
なぜかこの「日本語版」には、「電子レンジを使った調理法」は書かれておらず、「電子レンジがない場合」の調理法(日本の普通のカップ焼きそばと同じ)だけが、日本語で書かれていました。
味は…
辛い‼
「激辛」と謳っているだけのことはあります。
でも、うまい!!
私は激辛が好きなのです。
日清は、日本人の口に合わせてマイルドにまとめてあり、三養は本場の容赦ない辛さで攻めてきます。
まあ、常にストックしておくほどのものでもありませんが、たまに食べるにはいいかもしれません。(作り方を間違えなければ)
日清がパクった韓国カップ麺?
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