少し前、次女がラインで、
「韓国の「ブルダック炒め麺」っていうやつ、やばうまだよ」
というメッセージを家族に送ってきました。
その後、ほどなくして、韓国の新聞に「日本の日清が韓国のカップ麺をパクった」というような記事が相次ぎました。
「ブルダック炒め麺」日本で類似品発売 韓国メーカー「対応検討中」(聯合ニュース)
「韓国の「ブルダック炒め麺」っていうやつ、やばうまだよ」
というメッセージを家族に送ってきました。
その後、ほどなくして、韓国の新聞に「日本の日清が韓国のカップ麺をパクった」というような記事が相次ぎました。
「ブルダック炒め麺」日本で類似品発売 韓国メーカー「対応検討中」(聯合ニュース)
韓国のブルダック炒め麺というのは、韓国の食品大手、三養(サミャン)食品が1月25日に発売した即席麺「焼きそばブルダック炒め麺」。韓国で売られていた汁なし麺「ブルダック炒め麺」の新フレーバーとして、日本市場向けに開発されたもので、初回出荷量20万個が2週間で完売したそうです。
で、それをパクったといわれているのは、日清が3月20日に発売した、「日清焼そばU. F. O. ポックンミョン 濃い濃い韓国風甘辛カルボ」。
ハングルで볶음면(ポックムミョン=炒め麺)と書かれ、ピンク色のパッケージが特徴。
三養食品の「까르보 불닭볶음면」(カルボプルタク ポックムミョン=カルボナーラ風プルタク炒め麺)もピンク色で、外観は似ています。
プルタクというのは、韓国で2005年ごろに生まれ、大流行した激辛チキン。プルタク(불닭)は直訳すると「火の鶏」です。
韓国では、「パクった」「コピー商品」「盗作」などという言葉を使ってます。
「パクった」にしては、韓国の新聞記事が書いているように、「堂々と」ハングル表示しているところからみて、真似たことを隠そうとしていない。
三養食品側は「法的対応を検討したが、製品名が異なり商標権だけでは対応できない」と言っているそうなので、日清側も法的に問題ないようにして発売したんでしょう。
朝鮮日報の記事は、「剽窃はけしからん」と非難する論調ではなく、「いままで日本の真似ばかりしていた韓国がついに日本にまねされるようになった」というニュアンスで、どこか誇らしげです。
「アジアのソフトパワーの軸が「日本→韓国」へシフト」などとも書いています。
1958年、世界で初めてインスタントラーメンとカップラーメンを開発した日本の大手食品メーカー・日清食品が、韓国の大手食品メーカー・三養食品のヒット商品「カルボブルダック炒め麺(めん)」シリーズをまねたような製品を発売した。
(中略)
日清の今回の新製品発売は象徴的な現象だ、という見方もある。これまで韓日食品業界間では、ほとんどの場合、韓国企業が日本企業の製品をまねするという方向で行われていた。「ペペロ」(ポッキー)、「チョコソンイ」(きのこの山)、「セウカン」(かっぱえびせん)などは全て日本の製品の方が先に発売されている事例だ。
さらに1960年代、三養は韓国製インスタントラーメンを作るため、日清から技術を教えてもらおうとしたが、断られた経緯がある。その後、日清の日本国内のライバル会社である明星食品の助けを借りて、韓国初のインスタントラーメン「三養チキンラーメン」が発売された。
ここに挙げられている「ペペロ」(ポッキー)、「チョコソンイ」(きのこの山)、「セウカン」(かっぱえびせん)は、文字通り、「パクり」でした。そして、韓国企業は、パクった事実をひた隠しにしていました。
「1960年代、三養は韓国製インスタントラーメンを作るため、日清から技術を教えてもらおうとしたが、断られた」というのが歴史的事実かどうか、よくわかりません。
以前、日清の資料などを調べたとき、日清は当初、「特許」などに無関心で、この画期的な食品(チキンラーメン袋麵)を世の中に広めるため、工場を見学に訪れたライバル会社に惜しみなくノウハウを公開していたが、粗悪品が出回り始めたため、質を維持するために特許をとった、というような記述を見たことがあります。
三養が「明星食品の助けを借りた」ということですが、これも少し前まで隠されてきました。
いわゆる、「ジャパンマスキング(日本隠し)」です。
今回、この「誇らしい」記事のおかげで、「インスタントラーメン」も、「ペペロ」(ポッキー)も、「チョコソンイ」(きのこの山)も、「セウカン」(かっぱえびせん)も、日本のパクりであることが表に出てしまいました。
韓国の読者は、どう思ったんでしょう。
真露が日系企業?
韓国のヤクルト
セウカン誕生秘話
(中略)
日清の今回の新製品発売は象徴的な現象だ、という見方もある。これまで韓日食品業界間では、ほとんどの場合、韓国企業が日本企業の製品をまねするという方向で行われていた。「ペペロ」(ポッキー)、「チョコソンイ」(きのこの山)、「セウカン」(かっぱえびせん)などは全て日本の製品の方が先に発売されている事例だ。
さらに1960年代、三養は韓国製インスタントラーメンを作るため、日清から技術を教えてもらおうとしたが、断られた経緯がある。その後、日清の日本国内のライバル会社である明星食品の助けを借りて、韓国初のインスタントラーメン「三養チキンラーメン」が発売された。
ここに挙げられている「ペペロ」(ポッキー)、「チョコソンイ」(きのこの山)、「セウカン」(かっぱえびせん)は、文字通り、「パクり」でした。そして、韓国企業は、パクった事実をひた隠しにしていました。
「1960年代、三養は韓国製インスタントラーメンを作るため、日清から技術を教えてもらおうとしたが、断られた」というのが歴史的事実かどうか、よくわかりません。
以前、日清の資料などを調べたとき、日清は当初、「特許」などに無関心で、この画期的な食品(チキンラーメン袋麵)を世の中に広めるため、工場を見学に訪れたライバル会社に惜しみなくノウハウを公開していたが、粗悪品が出回り始めたため、質を維持するために特許をとった、というような記述を見たことがあります。
三養が「明星食品の助けを借りた」ということですが、これも少し前まで隠されてきました。
いわゆる、「ジャパンマスキング(日本隠し)」です。
今回、この「誇らしい」記事のおかげで、「インスタントラーメン」も、「ペペロ」(ポッキー)も、「チョコソンイ」(きのこの山)も、「セウカン」(かっぱえびせん)も、日本のパクりであることが表に出てしまいました。
韓国の読者は、どう思ったんでしょう。
真露が日系企業?
韓国のヤクルト
セウカン誕生秘話
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