転院先の病院は、4人部屋でもテレビがあり、服装は自宅から持ち込み可、食べ物の差し入れも医者の許可があれば可、面会のための談話室も広く、とても快適です。
また、リハビリも、「攻めのリハビリ」を標榜していて、理学療法、作業療法、言語聴覚それぞれ土日も含めて毎日行われます。1日4~5コマで、計3時間。2日に1回入浴(これもリハビリの一環)もあるので、けっこう忙しい。
希望すれば、家族がリハビリに立ち会うこともできます。
最初の1週間は、現在の状態を知るためのテスト的な内容になるそうです。
言語系のテストには、言葉を説明する問題もあり、「冬」「米」から始まって、最後は相当難しい言葉も出てきました。
勾配、画餅、DNA、バリアフリー、うららか…。
隣で見ていましたが、このテストは結構よくできていた。DNAなどは、「先祖から受け継いだ情報が入った遺伝子」と、非常に的確。
一方、色のついた立方体を、見本と同じように組み立てる問題は、苦戦していました。
病前には難なくできていただろう、易しい問題も、見ているほうがはがゆくなるくらい時間がかかる。時間切れで結局できないものもありました。
「私、もともとこういうの苦手なのよね。病気じゃなくてもできないと思うわ」
「そんなことないよ。できてたはずだよ」
「そうかしら」
どこかに、病気でできなくなったということを認めたくない気持ちがあるのかもしれません。
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もらえても、要支援かなと。
私の義兄も脳梗塞からの高次脳機能障害となったのですが、「要支援」しか認められませんでした。
自宅で生活していたのですが、義母が心臓関係で入院することになり(付き添い等で自宅が空になることがあるため)、慌てて「要支援」でも入所できるところを探して入所してもらいました。
まだまだ、やらなければならないことは多々あると思いますので頑張ってください。