今日、たまたまテレビをつけたら日本ハム-楽天戦をやっていました。巨人戦以外、あまり興味はないのですが、日ハムの投手がルーキーの斎藤佑樹だったので、そのまま見始めました。
すると楽天の投手がなんと田中将大であることに気づきました。5年前の甲子園決勝戦の再現ではありませんか。
解説を聞いていると、斎藤がプロ入りして初めての、田中との直接対決(5年ぶり)ということで、急遽テレビ中継することになったんだそうです。
5年前といえば私はソウルに駐在中。そして、すでにこのブログを書き始めていた。
過去の記事を探してみると、ありました。5年も続けていると、日記のような感じで過去を振り返ることができて、便利なことがあります。
記事では軽く触れているだけですが(→リンク)、このときの決勝戦(延長15回引き分けの末の再試合)は歴史に残る名勝負でした。
その後、田中はプロに進んで、今や球界を代表する投手となり、斎藤のほうは早稲田大学に進んで、六大学のリーグ優勝、早稲田の大学日本一に貢献するとともに通算31勝323奪三振という素晴らしい成績を残して、今年プロ入り。
プロに入ってからの斎藤は、ストレートはそれほど速くないけれど、打者との駆け引きがうまく、切れのいいスタイダーでゴロに打ち取るピッチング。解説者から「30歳ぐらいのピッチャーみたい」と皮肉まじりの評をもらうような老練なピッチング。
今回の中継の中で解説者が紹介してくれましたが、斎藤が高卒ですぐにプロ入りしなかったことについて、
「自分には大学の4年間が必要だった。甲子園では自分は覚醒していて、自分の実力以上の力を出して勝った。本当にプロで通用するかどうか、大学で考えようと思った。大学で活躍できなければプロで通用するはずがない。大学で、実力をつけて、プロに入る自信が持てた」
と語ったそうです。
18歳、あるいは22歳にしてこれだけ冷静な自己分析ができるというのは、ただ者じゃないですね。
今回、田中との直接対決では敗れましたが、6回までに4点を失いながら、(たぶん志願して)完投したのは立派。
これからも長いプロ生活で、二人はライバルとして数々の名勝負を見せてくれるでしょう。今から楽しみです。
最新の画像[もっと見る]
-
自願奉仕 10時間前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 3日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 3日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 3日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 3日前
-
ラーメン屋でモンブラン 4日前
-
ラーメン屋でモンブラン 4日前
-
極寒のソウル旅行 5日前
-
本日の虫 6日前
-
本日の虫 6日前
となり、勝ち星も6回くらいまで投げて大石に
リリーフしてもらってましたから、3年以降の
斎藤は並みの投手です。
巨人の澤村くらいの実力があれば、今後長らく
活躍できると思いますが、斎藤にはそれだけ
の実力はないでしょう。
斎藤人気で大切に使ってもらっていますが、
それも今年まで。来期以降は1軍に残れるか
どうか、運だけでは難しいと予想します。