韓国語を勉強し始めてまず驚くのが,助詞ではないでしょうか。
とにかく日本語とそっくり。
もっとも,韓国語は閉音節(子音で終わる,パッチムつきの音節)があって,直前が開音節(母音で終わる)か閉音節かで形が変わるというのが目新しいですが,意味的には1対1対応で理解できるものが多い。
英語には助詞という概念がないので,アメリカ人が日本語(韓国語)を学ぶときは,助詞でかなりとまどうようですが,日本人が韓国語を学ぶ(その逆も)場合はとてもすんなり理解できる。
が:イ/ガ 이/가
は:ウン/ヌン 은/는
を:ウル/ルル 을/를
に:エ 에
と:クァ/ワ 과/와
の:ウィ 의
も:ド 도
より:ポダ 보다
まで:カジ 까지
などは,機械的な対応関係を覚えておけばいい。
ちょっと難しいのが,「で」と「から」でしょうか。
日本語の「で」は「家で」のように場所を表す用法と,「箸で」のように手段を表す用法がある。
場所の「で」はエソ 에서,
手段の「で」はロ/ウロ 으로/로。
一方,韓国語の「エソ」は場所の「で」を表す用法以外に,「家から駅まで」の「から」を表す用法もある。そして,「ロ/ウロ」は手段の「で」以外に,方向を表す「へ」の用法もあるからややこしい。
さらに日本語の「から」は場所の出発点を表すときはエソ 에서 なのですが,時間の起点(1時から2時まで,の「から」)を表す場合は,「ブト 부터 」。このあたりは,かなりの上級者でもよく間違えます。
そのほか,「に」も,「ホテルに着く」のように物につく場合は「エ 에 」でいいのですが,「友だちにあげる」など人につく場合は「エゲ 에게
……。
簡単だ,と書こうとしたのですが,けっこう難しいか。
まあ,外国語だからしょうがないでしょう。ともかく,韓国語の効率よい学習法として,まず助詞をマスターすることをお勧めします。
先週ようやく助詞の学習が終わりました。
これはもう慣れないと仕方ないでしょうね。
はっきり言ってややこしいのです。
「場所」だから「時間」だから「母音」の
次だから・・テキストをめくっては調べ直す
行為は大変です。だから一覧表を作って
飾りました。またお教えください。
「これで十分です」を韓国語で表現すると・・。
イゴルロ チュンブネヨ
と本に書いてあるのですが、今回この
イゴルロが問題です。イゴロかイゴッロか
3つの書き方があると思うのですが
どのように使い分けるのか、また何故
変形するのか良くわかりません。
イゴやイゴッの後ろはロで良いと思うのです。
ハングルのコードが壊れていて表示できない
のが残念ですが、わかっていただけるでしょうか?
이것으로と
이거로の違いで、
一番上のものが本に書いてありました。
普通、下の二つになると思うのですが、
良くわかりませんので、できればまた
お教え願いたいなと思いまして
コメントで失礼ながらさせて頂きました。
イゴッロ(イゴルロ)はその縮まった形で、会話で普通に使われます。イゴルがリウルパッチムで終わるので助詞はロ。
イゴロはさらにそれが縮まった形。ただイゴッロより頻度は低いように思います。
あえて訳し分けると
イゴスロ これをもって
イゴッロ これで
イゴロ こんで(こんな日本語ありましたっけ?)
テキストによって違いがありますので
悩むところです。おまけに話し言葉や
書き言葉?っていう違いが出てくると
余計にわからなくなります。色々と
考え過ぎるんです。素直に、教えてもらった
ところだけ覚えるようにしていきます。
>イゴロはさらにそれが縮まった形
こうおっしゃって頂いただけで、スッキリ
しました。勝手に縮めないで欲しいって
思いますが、こんな短縮形があるんだと
わかったので聞いて良かったです。
ありがとうございました。